2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

質問

僕の問診の中に、「ストレスを解消するものが何かありますか?」と言う定番のものがある。若くて元気いっぱいだったら無理もきくだろうが、なかなか頑張りすぎ病に気が付かずに、全神経を集中している人が多い。 今日来てくださった女性にも同じ質問をしたの…

貢献

2週間前に、起立性調節障害の漢方薬を持って帰った少年に、「どうだった?」と尋ねると「だいぶいいです」と答えた。起立性調節障害は結構時間がかかるトラブルだから「だいぶいい」と言う返事では、どの程度の改善かなかなかつかみにくい。そこで聞き方を…

牛窓しおまちアート

出来立てのポスターとチラシを持ってきてくれたから、朝鮮史行列のものかと思って見ていたら何となく違う。朝鮮史行列のポスターだったら、衣装がチマチョゴリだからすぐにわかるが、海と空の青さの中に浮かぶ島々とそこを結ぶフェリーが小さく写る風景写真…

観光

牛窓にいたら、そして1日中薬局の中にいたら、今外国人がいっぱい日本にやって来ていることなど気が付かない。数年前に京都に行き、人がいっぱいいたのに日本語が聞こえてこずに、うんざりした記憶が鮮明で、インバウンドと言う奴にそもそも良い印象は持っ…

彼が東大の医学部に通ったと報告をしに来てくれた時に、この子も又、風邪ひきや高血圧や、ちょっとしたけがを治す便利屋さんになるのかと一瞬思った。僕なんか足元にも及ばない知能明晰な青年が、天下の東大医学部を出ても、患者にえらそうに言われ、誰でも…

原付

遂に僕もバイクに乗れる。夢のバイク、憧れのバイク やり残しのバイク。125㏄だ。これで僕もさっそうと、バイパスで多くの車を追い抜いて走り去ることが出来る。時には車を縫うように走りスリルを楽しんでみようか。 国際的な排ガス規制強化の流れで、125cc…

用水路

その光景を見ていて「おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな」と言う句が浮かんだ。 今日玉野教会はミサの後、掃除の日だった。僕は室内の掃除ではあまり役に立たないので、最近はもっぱら外回りの掃除をすることにしている。この2年、ドッグランのお陰で草に関…

便利

オリンピックのマラソンでメダルをとった有森さんではないけれど、自分を褒めてあげたい。 僕の和太鼓おたくの始まりは、偶然備中温羅太鼓を街角で聴いたからだ。以来20数年、物理的に聴けるチャンスがあれば、ありとあらゆる和太鼓のコンサートを聴きに行…

母性

もう数年、お仕事で大活躍している息子さんの代わりに遠路漢方薬を取りに来てくれる女性。 いつものように会計が終わって、教えて欲しいことがあると改めて言われた。聞きたかったことは、ある病気、癌ではないのだけれどよく似ていて、癌に例えればステージ…

知性

午後8時半ころ、僕は夕食を終えて薬局に降りてきて、ブログを書こうとしていた。そのときに電話が鳴った。当然僕は近くにいたから受話器をとったが、2階にいたら聞こえないから出ることはできない。いわば天然の留守電だ。 よく知った女性からの電話だった…

権威

3週間咳が止まらない。病院で最初は現代薬で治療していただいていたらしいが、効果がなかったので、先生が漢方薬は分からないと言いながら、なぜかツムラの清肺湯を処方してくれた。分からないと言いながらツムラが作った表があるらしくて、ずっと見ていっ…

発見

日曜日にレグザムホールで行われた第九のコンサートは、少し趣を異にしていた。なんと演奏の前に、合唱の練習をしてくれたのだ。時々歌詞を渡され、コンサートの後で特別時間を取ってくれた経験はあるが、香川の第九の違っていたところは、演奏の前に練習を…

大満足

牛窓の長浜地区は田園が広がっていて、牛窓では珍しく見遠しが利く。昨日の朝、僕は高松の第九を聴くために、ベトナム人たちを迎えに行く途中、そこを通った。 僕は主要道を走っていたのだが、三差路から主要道に出てこようとする軽四トラックが見えた。遮る…

9月

第九にフェリーにうどんが揃えば、僕にとっては極上の休日だ。その3拍子に今日は一つ良いことが重なった。 恐らく現在、瀬戸内国際芸術祭が行われているのだろう。高松午後6時発のフェリーで帰路に就いたのだが、直島から来たその船に乗ろうと乗客が狭いタ…

真実味

大きな声でゆっくりと話すから、その上けっこう女性にしては低音だから、患っている病気の痛みがこちらには伝わってきにくい。職業柄想像は出来るが、果たして何分の一、いや何十分の一くらいしか想像できていないのではと、申し訳なく思う。 漢方薬で少しで…

風貌

まるで身びいきの域を出ないが、我が家のプリンは本当にかわいい。猫が苦手な僕でも、顔つきには自信がある。ずっと疑問に思っていたのだが、日本の猫でこんなのいるのだろうか。見たことがない顔つきで、しっぽも豊かで、後ろ姿はほとんどアライグマだ。と…

嘘も方便

お母さんに付き添って来たお嬢さん、と言っても昨年学校の先生を定年退職しているから、若くはないが、その方が、母親について「ベンリヨウツウ」と言った。朝の連続テレビドラマで、日替わりで変わる花の名前かと思った。僕は花については完全無知だから聞…

屈辱

あわれ、あわれ、北の将軍様の傍に娘。小学生くらいだろうか。取り巻きや群衆はこんな子にまで最敬礼。 同じ人間に生まれてきて、こんなガキに最敬礼。もし機嫌でも損ねさせたら死刑まっしぐら。やってられないが、やらないと生きられない。あの国にはヤマガ…

体形

話の内容に驚いた。僕が牛窓の子供たちにバレーボールを教えていたのは30年くらい前。サッカーを教えていたのは35年前。その間にそこまで変わっているとは。 僕よりほんの少しだけ年上の男性だが、筋肉が結構発達していて、僕などと体形が違う。それでも…

おにぎり

時々、本当に時々だが、今日のように偶然漢方の依頼が重なることがある。実際に来てくださる方も多く、郵送する方も多い。普段暇で困っているのに、こうした日があると慣れていないから消耗する。 今日も5時ごろまで、全く休むことなく働いた。気持ちはどち…

ラグビー選手

もともと持って生まれた体か、それとも鍛え上げて出来た肉体か? 実際に目の前にしたことがないから、テレビの映像でしか分からないが、選手たちの首の太さは僕の大腿部と同じくらい。大腿部は僕の胴体くらい。胸や腕の筋肉はどのくらいなのだろう。 若いと…

苦肉の策

カルテに正式に書き込みながら感じたことを一応報告してみます。その前に無事帰れているでしょうね。僕は昨日教えてくれた不快症状のほとんどすべてが、水分の過剰摂取に起因していると思います。僕の3倍くらい摂る水分量のすべてが体で働いたのち排出できれ…

窓越し

「ああ、これもありだ!」 僕が見たこともない角度の写真を、漢方薬を10年以上飲んでくださっている女性がインターネットで送って来てくれた。 東京で働いている女性だが、この度会社が引っ越しをしたらしくて、自分が働いているタワービルの7階から外を…

指摘

なるほど言われてみればその通りだ。人に指摘されてはじめてはっきりと意識化される。うすうすは気がついていたのだが。 へちまを持ってきて、へちま水を作ってと頼まれるこの方は、年に一度やって来るだけの方。たわいもない言葉を交わしていたのだが「今年…

阻止

「おばあちゃん、絶対増やしたらおえん!」と心配して、車で薬局に連れてきてくれる孫は看護師さん。念のために「おえん」はダメと言う岡山弁。鈴鹿王子君もいつかほろっとテレビで使うかもしれないから覚えておいて欲しい。 話を元に戻して、おばあちゃんが…

習慣

しんどくても水を飲むな、鍛えるならうさぎ跳び、クーラーは体を冷やすからなるべく使うな、夏休み中に必ず開かれたくろんぼ大会に色白だからコンプレックスの塊。例を上げればきりがないが、いまだその習慣を引きずっているのが、口も乾かないのに水を飲む…

童謡

赤とんぼは、夕焼け小焼けの時間帯に飛ぶものと刷り込まれていたのに、昨日の炎天下、元気に飛び回り、今朝もドッグランを僕より先に飛び回っていたから、刷り込まれたイメージを変えなければならない。 今朝は少しひんやりしていて、ウォーキングする僕の目…

汗は滴るが、いい男ではない。 もうこの時間だといいだろうと午後4時半ころから意を決して、草刈と焼却に勤しんだ。生え放題も置き放題も、性格には合わないから、腰や背筋の張り加減をうかがいながらの作業だ。 まだ太陽の光はエネルギー満タンで、時折近…

高島屋

平日の午後4時前。僕は高島屋のすぐそばにいた。岡山駅のすぐそばだから一等地中の一等地だ。仕事時間中に、僕がそんなところにいる理由はないのだが、どうしても行かなければならない用事でそこにいた。と言っても大したことではないのだが、仕事をしてい…