2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊誌

ある週刊誌に、山本太郎の都知事選出馬を揶揄して「後出しじゃんけんで負けるものはいない」としたり顔で記事が書かれていたらしい。どういう意図かと言うと、従来の選挙では、形勢を読みながら勝てるとわかって立候補を満を持してするから、最後に立候補し…

混在

そうか、こうしたアプローチも混在していたんだと気が付いた。別に悪い気持ちはしなかった。むしろ今まで解せなかったことのヒントをもらった気がした。 毎日のように相談メールが入る。多くの人は郵便番号、住所、氏名、電話番号をすべて書いてくれるが、時…

指摘

数年前に、日曜日も診察しているという唯一の理由でお世話になっている歯医者さんに今日行ってきた。一昨日から歯が痛くて、ごはんを食べるのが苦痛だった。 予約制は時として不便なもので、昨日痛くてたまらないから診てくれるように頼んだのだが、空いてい…

子猫

その子猫を拾ってきたことを妻は一晩僕に内緒にしていた。僕が猫をそんなに好きでないこと知っているから。後で聞いたのだが「捨ててこい」とでも言われると思っていたらしい。だが、拾ってきた顛末を聞くと当然のことをしたのだと思うし、人として信頼でき…

悲壮感

あなたの報告から悲壮感が随分と消えましたね。時系列に書いてくださった症状の推移は、あるある大辞典です。生理的にはとても自然な流れで、その流れがもう少しだけレベルアップすればもう完成かもしれません。今回の経験で、原因と結果が結びつきだしたの…

笑い話

よかったですね。このままゆっくりと完全離陸してくださるとうれしいです。笑い話ですが、受験が一番岡山県で早く終わる高校と言うことで選んだ高校に息子が合格し、入学前の補習に泊りがけで行きました。10日後に迎えに行った帰りの車の中で息子が高校を…

鼓舞

見かねて今日も県外から薬剤師が手伝いに来てくれた。しかし、意外にも励まされた。彼女たちが若い時は、1日40人くらいの薬を作っていて、それこそ動き回っていたみたいだ。それに比べれば、僕は動き回ると言う感じではない。さすがに調剤するときは分包…

記憶

もう朝かと目が覚める。明るかったらそのまま起きる。新聞受けから新聞を取ると、電気マッサージ機に身をゆだねながら新聞を読む。これをしなければ怖くて活動できない。腰がギクッときたら数日は仕事ができずに、家族に迷惑をかけるし、漢方薬を飲んでくだ…

背伸び

手を伸ばせばすぐにボールペンをつかむことができる。1秒を争う職業でもないが、どこに行ったか探し回る時間はやはり惜しい。そこで昨日ホームセンターで、10本880円のボールペンを買ってきた。数か月前に同じように10本買ったのだが、あるものは使…

肩身

信号で止まったので何気なく車窓を眺めていると車の販売会社の前だった。入口の近く、ショールームの近くでもあるのだが、室外においてある折畳用の椅子に腰かけて、一人の男性がマスクを顎までずらし煙草を吸っていた。従来ならどこにでもあっただろう光景…

自己紹介

今日、ある時間帯だけ、薬剤師が5人になった。何とも心強いものだ。給料さえ払わなくていいなら、このくらいのスタッフでやりたいものだ。 一人は県外から勉強を兼ねて応援に来てくれている薬剤師。よく勉強をしている人だから、応援が99%だと僕は思って…

用意

その男性の奥さんは医療関係の仕事をしていて、かなりの地位にいる。もう20年くらい色々なトラブルを漢方薬でお世話をしている。とても忙しい人で、最初に処方を決める時だけ本人がやってきて、あとはご主人がとりに来る。 今日も強い雨の中やってきてくれ…

分類

素人だがうすうす気が付いていたことがあり、今朝の新聞で専門家が「医療化のリスク」と端的に表現していたのを見て納得がいった。漠然とした感じが言語化されたことで僕にとっては自信にもなる。 毎日相談を受けていて、判断を迫られる場面がある。これは明…

友情

テニスコートが見えるあたりから、コート上に黒いものがたくさんあるように見えた。近づくにしたがってそれらが活発に動き出したので鳥だとわかり、コート直前では燕だとわかった。テニスコートは4面あるのだが、どの面にもいて、数えてみると30羽を超えて…

喫茶店

そうか、それが言いたかったのか。今日2回薬局に来てくれた女性が結局3回目に僕に会えた。もう30年以上僕の薬局を利用してくれている人だから、僕も彼女も遠慮がない。いつもの漢方薬を作る依頼だが、1度目は電話相談中、2度目はちょうど手を離せない薬の調…

行列

毎年この季節に肺のレントゲンを撮る。巡回車が回ってきて公民館の広場に陣取る。わずか30分の間に地域の希望者が受けるのだから「読み」が必要だ。できるだけ時間を割きたくないから30分間のどの時間帯が人が少ないか読む。出足が悪ければ始まってすぐがい…

菖蒲園

公共の交通手段しかないベトナム人は、まだ外出禁止だ。なるべく町内で、それができなければほとんど町内と違わないくらいの距離で、人が少ないところを狙ってストレス解消の手伝をしているが、菖蒲の里と言う見出しはとても魅力的だった。菖蒲の背丈くらい…

不在

もうこの人とは何十時間話をしただろう。いつも愁いを秘めていて、もう少し自信を持てばいいのにと思っていた。その人の訴えるとおりに漢方薬を作る、それが僕のお手伝いだ。 今日は僕の前に腰掛けた時から、何か穏やかさを感じた。尋ねてみると自分でも好転…

同化

僕は外国に行ったことがないからわからないのだが、なんでもシンガポールなんかは往復の飛行機代や向こうでの滞在費を含めて10万円くらいで1か月を過ごすことができるらしい。この情報はユーチューブで最近興味を持ってみている番組?の中で紹介されたものだ…

金網

昼のワイドショーで、千葉県のサルの収容施設の金網が破られ、70匹くらいが逃げたと現地から中継されていた。 ここまでやるかと言う場面があったから、そして「情けなくなる」から紹介する。サルの収容施設だから当然山の中にある。一番近い民家で100メ…

救い

美味しい、そして懐かしい。薬局の子はリポビタンで育った。 牛窓に帰ってきたころの薬局は、リポビタンをはじめとするドリンク剤をいっぱい売っていた。愛飲家がとてもたくさんいて、薬局にやってくる20から30%くらいの人はドリンク目当ての人だった。…

不意打

マイナーでもメジャーなのだろう。高山に住んでいる僕の先輩を知っている人がなんと2組僕の薬局に来る。 その中の一人は見るからに汚い。40数年前の僕と同じだ。彼はその当時のスタイルをそのまま貫いている。彫金か何かを生業にしているが、そのほとんどは…

門前町

今までに10回くらいは行ったことがある金毘羅山だが、昨日の参拝が今までで一番良かった。理由は想像がつくと思うが、人がとても少なくて、ひょっとしたら地元の人たちだけかと間違うほどの数だった。犬を連れての参拝などは明らかに地元の方だろう。数組会…

教訓

皮肉なことに、僕の体調を一番心配してくれるのは税理士の先生だ。我が家の経理を見てくれているから、仕事ぶりが手に取るようにわかるのだろう。先日来られた時にしみじみと僕の顔を見ながら「先生も年ですから、これだけ働くのはきついでしょうね。もう70…

退場

汚倍は5日夜、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの帰国を果たせないまま、父滋さんが死去したことを受け、「断腸の思いだ。本当に申し訳ない思いでいっぱいだ」と述べた。その上で「拉致被害者の帰国を実現するため、あらゆるチャンスを逃すことなく、果断…

大学生

田舎の薬局だが時には大学生も来る。昨日来た男子学生に、暇でいいだろうと言うと、オンラインで授業があると言った。教室にいても集中できなかった僕だから、自分の部屋にいてパソコンの向こうの講義を聴くなどありえない。パソコンを開いて、後は野となれ…

一網打尽

朝刊を取ろうとしてポストを開けると、ついにあの汚らしいアホノマスクが来ていた。朝の5時ごろのことだからいったい誰が配ったのだろうと思った。ニュースでは郵便局員が配っていたと思うのだが。我が家の配達時間は正午ごろだ。こんなに早い時間に配られる…

現金

自宅に閉じこもって一人で酒を飲むのはつまらないみたいで、パソコンの画面をいくつもに分割して多くの人間が登場して盛り上がる飲み会と称するものが何度かテレビで紹介されていた。恐らくそのことにもすでに単語が作られているだろけれどそれを僕は知らな…

飛行

昼過ぎに裏戸を空けて駐車場に出た時に、駐車場と言っても、完全に戸外ではなく、建物の1階部分なのだが、目の下をイトトンボが飛んで横切った。今年初めて見たトンボがイトトンボだったので、季節の感覚を一瞬失ったような気がした。だけどそのあとすぐに太…

営業妨害

アイロンがあたった白衣を着てネクタイを締め、笑顔で映っていたら、言っていることの信ぴょう性も絶大だろう。ましてそれがクリニックの院長なら。片やよれよれで薄汚れた白衣のボタンも合わさずに、ネクタイも閉めずに自分の首を絞めている田舎の薬剤師の…