2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

画像

バイパスだから70㎞位で走っている。コロナが落ち着いているせいか、いつもの日曜日に比べたら車の数は倍くらいはあるような印象だ。家族の為に、遠い異国で頑張っている若者を傷つけるわけにはいかないからいつものように緊張して運転していた。 後部座席…

不合理

「なんでだろう~なんでだろう~」あのくだらない芸人の耳障りな言葉が何回か頭に浮かんだ。 四国汽船の玉野(宇野)のチケット発売所で、高松まで行きたいと言うと、直島までしか売れないと言う。以前四国フェリーが動いていた時には、玉野から高松まで直行…

殺処分日本一

殺処分日本一と聞いて、もう二度と香川県には行かないと決心した。だが、未練たらたらだった。 そして今日、四国フェリーが廃止されて以来だから、2年ぶりに高松に行った。フェリーから眺める景色は、初めて乗ったときのように新鮮で、決心は10秒持続した…

類は友を

長年多くの人と職業的に接してきて思うことは、世の中には多くのヒーローがいると言うことだ。称賛を浴びることなく、ただひたすら生活しているだけなのだろうが、口には出さなくても多くの人に感動を与えていると思う。僕が感じるくらいだから、他の人も同…

器用

器用なものだ。そして繊細なものだ。 地盤の整地が済んだみたいで、今朝大きなトラックに2台の重機を積み込んで帰って行った。偶然2階の窓から外を見ていてその作業を眺めることができた。子供が見ていたら将来ショベルカーの運転手さんになりたいなどと言い…

無常

岡山駅近くで用事を済ませ、市営駐車場まで歩いた。10分くらいの距離でいつもなら大通りを歩くのだが、その日は信号を待つ時間を惜しんだので、ふだん通らない裏道を選んだ。 あるところで頭上にアーケードがあることに気が付いた。その間30メートルくらい…

郷土の誇り

藤井聡太君は愛知県の瀬戸市の出身だと思う。学生のころ先輩に連れられて、瀬戸市を訪ねたことがある。ほとんど記憶に残っていないが、なぜか先輩の実家の通されたリビングだけを覚えている。さぞやご両親も僕を見て、不安に駆られたと思う。当時は何とも思…

昔はこんなことも、何の抵抗もなくできていたのだと、今回は昔と逆の解体作業で、同じ道具を使った。かつては右回転、今日は左回転だ。ひょっとしたら30年くらい前に作ったもののような気がする。 決して豊かな時代に育ってはいないので、まして5人兄弟と言…

兵庫県の方にとっては、ごくごく自然な表現なのだろうが、隣の岡山県人には新鮮に響いた。 兵庫県の方からいつものように漢方薬の依頼の電話があった。その電話の中で出てきた言葉で、初めて耳にした言葉だったが、紅葉を話題にしていた時なので、想像がつい…

収穫

こんなに山深いところまで2車線道路が通っているのかと、ふと田中角栄の名前を思い出した。標識を見ると、吉備中央町と言う、岡山県の中部を代表する工場立地地域に通じるみたいだからわからないこともないが。 同じような立地の御津との丁度真ん中あたりに…

罪滅ぼし

毎朝と夕、重たい鉄の扉を大きな音をさせながら開けて、不法侵入することが、朝の分だけでもなくなりそうだ。 コンクリートの上ではなく、衝撃の少ない土の上を歩きたい。夜でも照明がついていて何とか、足元が見える所を歩きたい。この二つの理由でもう20…

土着

日曜日以外、僕が薬局の外に出るのは、夜明けとともに、そして日が落ちて暗闇に乗じての2回だけだ。どちらも中学校のテニスコートに出かけるのだから、牛窓の様子を直接見ることは少ない。休日にはほとんど、必要最低限の用事のために岡山に出かけるのだから…

本題

「こんな薬局が近くにあって助かります」と言われて喜んでいいのかどうかわからない。「こんな」が何を指しているかが分からないから。 原発事故があって、牛窓に移住した人も何人かいる。彼もその中の一人。関東で活躍していた割には、田舎に馴染んでいるか…

意図

驚いたと言うか、わかるわかると言うか、おなじ意図をもって、同じ行動をしてしまうものなのですね。 僕は55歳まで20歳代の若者たちとバレーボールをしていました。牛窓に帰ってきて、素人ばかりで始めたのですが、次第に上手な人も参加してくれ始めて、…

私の国

2か月の間、毎朝楽しませてくれた韓国の時代劇「私の国」が今日で終わった。 日本のテレビ局が時代劇を作らなくなってから久しいが、これを僕の中で補ってくれているのが韓国の時代劇だ。従来はNHKの日曜夜のものしかなかったが、1週間待ちくたびれる必…

2か月の間、毎朝楽しませてくれた韓国の時代劇「私の国」が今日で終わった。 日本のテレビ局が時代劇を作らなくなってから久しいが、これを僕の中で補ってくれているのが韓国の時代劇だ。従来はNHKの日曜夜のものしかなかったが、1週間待ちくたびれる必…

100倍

なんだか自分でも「おこがましい」と感じることがある。 僕の薬局で漢方薬を飲んでくださっている中の多くは若い世代だ。というか僕から見ればほとんどが年下だから、どのレベルを若いと表現していいかわからないが、10代、20代、30代などざらだ。逆に…

山陽自動車道

座席の震動は、小刻みに常に感じる。がたがた道とは言わないが、これが高速道路かと嘆かわしくなる。こんなことも補修できないくらい、この国は経済に困窮しているのだろうか。 いやいや、その通りで、表面が削られた道路を補修する金もないのだ。戦後造られ…

特別

不思議、不思議。何回コロナのワクチンを打てば気が済むのだろう。何回打たせば気が済むのだろう。何回打ってもらえば気が済むのだろう。 何回打てば気が済むのだろう人々は、どうしてもコロナにかかったら困るのか、コロナにかからないと思っているのか、重…

悲願

「あっ、先生がおられた」と言いながら入ってきた。僕は何十年、99.9%いるから、いること自体は自然なのだが、そういった言葉を出した彼こそ、今までとは打って変わってよい意味で不自然だった。 前回の投薬から、まだ2週間経っていないのに、まるで別…

シミ

患者が多い病院だから、あえて漢方薬も使う必要がないのだろう、せっかく多くの処方を教えてやっているのに、処方箋を持ってくる患者さんは限られている。 何か自分で体験してみたら、漢方薬の効果に関心を持ってくれるだろうと思っていたが、そのチャンスが…

身に覚え

朗読当番の日だけミサに参加すると言う不良信者だが、それを証明するようなミサの説教が日曜日にあった。 イエスは賽銭箱の向かいに座って、群衆がそれに金を入れる様子をを見ていた。大勢の金持ちがたくさん入れていた。ところが一人の貧しいやもめが来て、…

綾瀬はるか

歳を重ねるにつれて、漢方相談を受けたのち、時には相談が始まる前にお断りすることが増えた。35年も漢方薬を作り続けていると、漢方薬で治る病気と治らない病気がかなり判別できるようになったこともあるし、治さなくてもよい病気?もあることに気が付い…

爆笑

僕が漢方薬を服用していただいている人に「笑わせてもらう」のは非常に珍しい。特に今日みたいに吹き出すようなことはめったにない。もっとも、普通の薬を買いに来る人は結構元気だから、漁師などにはしばしば大笑いをさせてもらっているが。 今日の吹き出し…

誇大広告

どうも何回も期待を裏切られる施設だ。何回ともなると、裏切る方より、裏切られる方に問題がありそうに思えて、自分を責めてしまう。 数日前までは、行くなら紅葉だろうと思って、県内の情報を集めていたのだが、ふとバラが咲き乱れた映像とともに「秋の大バ…

士農工商

倉敷市の水島は、臨海工業地帯として栄え、国内でも有名な企業が集まっている。昔は公害でも名をはせて、教科書にも載っていたのではないか。 その話は遠い昔のことだと思っていた。僕らがまだ若いころの話だと思っていた。ところが昨日、そこからやってきた…

芸能界

当時の僕の大学は珍しく男が圧倒的に多い大学でした。特に僕がいた製造薬学部は女子生徒は5人くらいだったと思います。僕が岐阜薬科を受験した大きな理由の一つでもありました。 当時の岐阜薬科の男子学生の9割くらいは浪人生で、4浪なども珍しくありませ…

扇風機

「昔は暑かったねえ」と言われても、これだけ涼しい日に言われても実感がわかない。ちょっと薄着を後悔しているくらいの今日の気温だから。 暑さで言うと昔のほうが暑くなかったが、妻が言うのは仕事中のことだ。冷房はなかったから、扇風機を回していた。そ…

写真

いつもより少し早く起きたので、朝のウォーキングに出かけた時はまだ暗かった。6時を回ったころからやっと、薄暗くなり始めた。テニスコートを何回も回るのだから、4ターン毎に一度は東を向いて歩くことになる。その時に自然がつくる巨大な写真を見た。 写…

好奇心

僕は好奇心が少ない人間だったのだと思うことが多いです。ブログを書きだしてというか、年齢を重ねるにつれて、遅まきながら少し芽生えてきたように思えるのですが。 その時々に集中していたものがあり、結構それは数年、或いはバレーボールのように25年も続…