2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

蔑視

息子が7人乗りの車を貸してくれなくなってから、何処に連れて行くのにも4人だけだ。きわめて効率が悪いが、回数で稼ぐしかない。だから昨日訪ねた和気の藤公園に今日も行ってきた。昨日連れて行った子達が、一杯撮った写真を見せながら楽しそうに話したも…

大野原龍王太鼓

今まで何回もその演奏を聴いた事があるが、必ず大きなホールでの演奏だったから、舞台からはかなり離れていて、いわば遠景だった。ところが今日和気で行われた「第29回清麻呂の里 藤まつり」では野外音楽堂だから距離が極めて近い。おまけに演奏が始まるや…

失業

失業すると脳卒中による死亡リスクが高まる可能性があることが、大阪大学大学院医学系研究科公衆衛生学客員准教授のEhab Eshaks氏らの研究で示唆された。同氏らは、40~59歳の日本人約4万2,000人(男性約2万2,000人、女性2万人)を対象に、雇用状態の変化が…

自尊心

一応白衣も着ているし、薬局も都会のものに比べれば大きいから、それはないだろう、と言うのは僕の勝手な思い込みで、基本見掛けはみすぼらしいのかもしれない。かの国の女性が帰国するときに「オトウサン、そのままの格好でキテクダサイ 安全ですから」と太…

二刀流

ついに二刀流開眼だ。これで大谷選手と並ぶ。 雨の日のモコの散歩は行くべきか行かないべきかで迷う。と言うのはモコはミニチュアダックスだから足が短く、地面の上はすぐ胴体だ。おまけに胴体が長いから自分がけった泥がお腹一杯につく。少しの時間出ていた…

国語の時間

この喜びの表現を披露しない手はない。沢山の人と接しているから定型語句から外れた独創的な表現に出くわすと、独り占めにするのはもったいない。その言葉を発したのは70歳くらいの男性だ。岡山市からわざわざ来てくれるようになったのだが、わざわざ来て…

広告

インターネットに広告を貼り付ける(バナー?)のが収益源になるというから不思議に思っていた。何故なら僕はその種のものを覗いたことがないから、他の人も同じだと思っていた。ところがつい・・・やはり効果覿面なのだ。 気がついたら背後に妻がいて「何を…

老年期

毎日新聞の人生相談に高橋 源一郎が答えている。週1くらいの割合だと思うが、毎回目を通す。なるほどとうならせる答えばかりで、さすがにプロだと感心することが多い。先週の答えの中で老年期が一番自由な時期なのだから、それを楽しまない手はないと書かれ…

英語

飾らない美しさに勝る美しさはない。そんな女性がこの2年の間結構やって来てくれた。御自分の病気の場合は数えるくらいで、もっぱら御主人の薬をとりに来るほうが多かった。僕は勿論、娘も同じ感想を抱いていて、なんて気取らない美しい人だと思っていた。…

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群(IBS)症状を訴える患者を、一般の診療所で1年間で、どのくらい診たかのアンケートを1000人近いお医者さんにしたデータを見た。それによると全くそのような患者が来なかった診療所は16%、10人以内は55%、50人以内は23%、1…

明暗

偶然だが、昨日と今日二人の方が相次いで退院した。しかし明暗ははっきり分かれていた。 昨日退院したのは90歳のおばあさん。お嬢さんが報告に来てくれたのだが、報告は悲惨なものだった。何のために入院したのだろうと思ってしまう。そもそも入院したのは…

生き方

僕がお御堂の傍にある小さな部屋に入っていったときに、日本人の老人2人と彼女と後輩の男性の4人が、テーブルを挟んで対峙していた。言葉が通じないのを気にしてかどちらも遠慮気味だった。その場を繕おうとしてではない、自然に言葉を掛けて、かの国の2…

見えるんです

さりげなく「見えるんです」と言われたが、それである程度は想像がついた。と言うのは、あまりにも疲れた顔をしていたので理由を尋ねると5日前にお父さんが亡くなり、葬儀などでかなり忙しかったと教えてくれたから。まして僕より年下の女性だから、そうし…

脇道

日が長くなった。昨日、ある用事を1日の最後にとっておいたので、妻がその家を訪ねたのは午後7時前だった。訪ねるといっても初めての場所だからおよその見当しか立てていなかった。運悪くそのお家がありそうなのは、主要道から脇道を入り、そこからまた細…

脳腫瘍

今朝、ミサが始まる前に1つの小さな箱が回されてきた。箱の上には張り紙があり、ある方の親族が脳腫瘍の手術を受けるから寄付をしてくださいと書いてあった。僕の隣にはその朝教会で初めて会ったかの国の女性が腰掛けていた。その女性に箱を手渡すと彼女は…

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ

40代や50代でも、嗅覚が鈍くなることは早期死亡と関連することが新しい研究で示唆された。ストックホルム大学心理学准教授のJonas Olofsson氏らの研究で示唆された。この研究で、中年期以降に嗅覚が鈍くなった人は10年以内に死亡するリスクが20%ほど高い…

座布団

妻が、ある女性の家に漢方薬を届けた。かつてはジープを豪快に乗り回していた女性だが、今は見る影もない。骨格系のトラブルでお世話しているが、病院では脳に出来た腫瘍の治療もしている。いくら元気一杯だった女性でもダブルで来られれば太刀打ちできずに…

岡山県貨物

僕の薬局はクロネコヤマトを利用している。理由はいくつかある。地元に営業所があり、働いている人の中に牛窓の人が多い・・こうして考えてみると意外と理由は少ない。たいした理由ではないが、これらを越える理由も見当たらないから今のままで行くつもりだ。…

翻訳

〇ーちゃんへ よく頑張りましたね。貴女の人生にとってこの日本での3年間は、どんな意味がありましたか。若いときに多くのものを経験し、知 識を増やすチャンスに恵まれたのは幸運でした。〇〇〇〇に帰ってから3年間の経験がとても役に立ちますよ。寮に行…

一緒に

僕は、これまでこんなに美しい人を見たことがあるのだろうかと自問自答しながら向かい合っていた。ゆっくりと搾り出すような言葉をひとつたりとも聞き漏らさまいと、懸命に耳を傾けた。いくら美貌に恵まれている人でも、いくら知性に恵まれている人でも、い…

死亡率

肺がん・胃がん・大腸がんは、日本人男性におけるがん関連死亡原因のトップ3となっている。北里大学の江口 尚氏らは、これらの3大がんによる死亡リスクが高い職業および産業を特定することが、健康に関する社会的マーカーを解明するための第一歩であると仮定…

宣伝

わざわざ助手席を選んで優先的に乗せて上げているのに、扉を閉めた瞬間からウェ、ウェとえづく。世界で一番乗り物に弱い人だとギネスに登録してもらいたいくらいだ。だから恒例の帰国前の京都旅行も辞退した。彼女が行かなければ私もと計3人が辞退して、今…

国に帰る貴女に

〇〇さんへ お父さんは、多くの貴女の国の若者を見送りましたが、感謝のうちに見送るのは初めてかもしれません。貴女が、母(おばあちゃん)に示してくれた愛情は、僕の家族の誰よりも深く純粋でした。貴女の天真爛漫さは、傍にいてとても癒されたし感動的で…

無防備

およそ20年ぶりくらいに牛窓署に帰って来た警察官がいる。妻の親類にあたる人で、転勤する前まではよく我が家にも寄っていた。県内を何箇所も転勤を繰り返していたらしいが、いよいよ最後の御奉公の場所として牛窓に帰ってくることが許されたらしい。牛窓…

奴隷制

「本人の責任だろう、裁判でも何でもやればいい」と言われて、福島から脱出している人たちは耐えられるのだろうか。はい、耐えられる。事故後の避難者を見ていて、なんて心優しいのだろうといつも感じる。残っている人たちはなおさらだ。 僕は今度のニュース…

万引

今朝の毎日新聞の三面に大きく取り上げられていたニュースがある。県内版ではなく全国版だ。大見出しは「留学生を万引き集団に」と言うもので、小見出しは「ベトナムから指示」とあった。そしてその舞台になったのが岡山県内の日本語学校だ。恐らくその学校…

自慢

数日前分と今日のを合わせると20個以上持って行ったことになる。ことの発端は、「オトウサン コレ キレイニナル」と言って見せてくれたのが、ドラッグストアで買ったコラーゲン入りの健康食品だ。一つはビンに入っていて薬っぽいが、もう1つはお菓子かと…

暴露

食事中、僕の正面に腰掛けている次女の動作が何となく緩慢だなあと思って見ていた。介護施設で朝からアルバイトをし、夕方帰ってくるとそのまま自転車でリゾートホテルにアルバイトに行く。帰ってくるのは夜の10時頃だ。さすがに疲れるだろうと思うが、春…

消息

面白いタイトルだったので、つい最後まで見てしまった。関東に異変が起こっているというのだが、その1つが高校野球で関東のチームが全く力が出ていないというものだ。僕は高校野球に関心がないから全く勝敗を知らないが、なんでも、西のチームの勝率が高く…

エネルギー保存則

田舎の役所でもあるんだ。役人になりたがる人間はそうした素質を持っているのか。それともそう言う色に染まりやすいのか。 定年退職した人が、ある公的機関に再雇用された。教育畑40年のベテランだ。ところがその役所での待遇が人格攻撃並だそうで、唇をか…