年貢

 人材紹介というビジネスは紹介した求職者の入社が決まれば、紹介先企業から紹介手数料を受け取る。一般的に紹介手数料は、入社が決まった求職者の初年度年収の30%前後といわれています。年収400万円の人が入社したら、紹介会社は紹介先企業から120万円を受け取れます。市場価値の高いスキルや技術を持っている求職者の紹介手数料は割合が高くなる傾向にあります。ITエンジニアやAI技術者といった希少性の高い職種の転職では手数料100%ということもあります。転職時の年収が1000万円だとしたら、そのまま1000万円が人材紹介会社に支払われるということです。したがって、AIや医療などの専門スキルを持っている転職希望者を抱えている会社のほうが収益性は良いです。
 
 こういった記事を読むと僕は不愉快になる。そうしたことと縁がないから実体験ではないが、僕は最近の中間に位置してマネジメントするだけで高額な報酬を得る人や企業が多いことが不愉快なのだ。
 当然あらゆる商売がそのシステムを古来から取っているのだが、インターネットの時代になって、汗水たらして働く人の上前を撥ねる手段が簡便化し、その上マスが大きくなっていることが不愉快なのだ。
 汗水垂らしている働いている人の、何千人か何万人か分の給与総額を一人で越えるような会社のオーナーが君臨し、庶民は年貢を納めるために働く。
 平和な時代には格差が開くらしいが、この格差をご破算に出来るのが大災害と戦争と言うから恐ろしい。ただそれには一理ある。超富裕層は外国に簡単に脱出できるが、庶民はそうはいかない。超富裕層がいなくなるのだから、格差は自然と縮まる。
体よく搾取される社会より、生きやすいのかもしれない。

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