2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

勘弁

こんなに効果的なデモ行進を見たことがない。僕が当時者でなかったら拍手喝采だ。ただ丁度その時僕は、彼らにとって一番してはいけないことをしてきたばっかりだから、居心地がすこぶる悪くて、かの国の女性達を促してそそくさと立ち去った。昨日初めて会っ…

アナコンダ

アナコンダは単に映画のタイトルのためにつけられた言葉だと思っていたが、ある蛇の正式名称なのだ。こんなことを言ったら水族館に失礼かもしれないが、今日の須磨の水族館で一番衝撃的だった。 いつものコースに従って見学していたら、出口近くで「アナコン…

予習

見かけによらぬものだ。人は色々な側面を持っていて面白い。 この若い女性は、もう10年近く漢方薬での付き合いがある。だから彼女の趣味くらいは知っていて、パンクロックのコンサートに行くことだ(と思う)と言うのはこのパンクロックと言うのが僕にはま…

解決

匠の技を持った色んな分野の職人が湿度を結構気にする。湿度をうまく管理できなければ作れないものも多いのだろう。レベルも次元も違うが僕も一応毎日それは気にしている。僕が主に使っている漢方薬が台湾で作られたもので、限りなく煎じ薬に近い粉薬だから…

関係

若い男性が処方箋を持って入ってきた。見たことがない顔だ。幼顔で高校生のように見えた。なにやら大きなかばんを肩から提げていたのでそう見えたのかもしれない。娘達に薬を作ってもらい僕が応対した。定石どおり飲み方などを話し始めたが、全然反応がなか…

高島屋

さすが高島屋、やっぱり高島屋、これが高島屋。 高島屋のデパ地下で何か買ってみたいと以前から思っていた。僕にとって高島屋は綺麗なトイレでしかないので、しばしば利用する1円にもならない客だ。利用するのが決まって地下にあるトイレだから、地下の食料…

再現

〇〇さんへ 添付の資料を読ませていただきました。田舎の薬剤師で何の肩書きも持っていないので我ながらこれからお話しすることの信憑性が果たしてあるのだろうかと心配です。ただ、僕がお答えするのではなく、僕の先生の先生がお答えしているとすれば、少し…

手八丁口八丁

「ほう、こう言うからくりだったのか、よく分かった」 今日ある郵便物が届いた。透明のセロファンに入れられたものだからよく見える。赤い大きな字で「漢方薬局と出会える本」と書かれていた。漢方薬局と言う字を見て興味を示さないことはありえない。早速中…

引き出し

こんなに身近なことで、こんなに喜んでもらえるとは思わなかった。僕が男だから考えられなかったのだと思う。、 3ヶ月の期限で来日している6人の中の1人が運悪く盲腸になって手術を受けた。その女性が権利を持っていた四国の和太鼓のコンサートにいけなか…

貢献

どんな些細なことでも、何かの役に立てれば嬉しいものだ。今年は19羽の幼い命の誕生に我が家は貢献したそうだ。原因は何かしらないが、1羽だけ死んだそうだ。外階段の踊り場の巣の1匹が死んだそうで、そこは僕はノーマークだったから知らなかった。今日…

一発退場

医療系大学間共用試験実施評価機構の理事の話が投稿されていた。その中で興味深い話が載っていた。以下はその中の一部。 「解剖室の遺体保存用冷蔵庫に入って撮った写真を医学生がSNSに投稿する、などといった事例に代表されるように、最近、医学生や若い医…

餌食

朝、一度目が冷めるとそれ以上布団の中にいる事ができない僕の習性が役に立った。 いつものようにマッサージ器の上で新聞をくまなく読んでおもむろに家を出た。裏の出入り口から路地を通り薬局のシャッターの前を通りかかった時に、駐車場のコンクリートの上…

羨望

羨ましい、本当に羨ましい。2つの意味で。 その1つは、そんなに見事に効き、そんなに頼りにされる薬と言うこと。名前の通り「そらなっクス」1錠あげるとくすっと笑いがこぼれる。さっきまで沈んで不安一杯の人を劇的に笑顔に出来る薬。30分あれば落ち着…

調査

「これまで、家族の増加を含めた家族構成の変化と脳卒中リスクとの関連を検討した研究はなかった。今回、わが国の多目的コホート研究であるJPHC研究で日本人の家族構成の変化と脳卒中発症を検討したところ、家族(とくに配偶者)を喪失した男性は脳梗塞リス…

考えすぎ

昨日の誕生日は、昨年と同じように、かの国の女性達に祝ってもらった。去年僕の誕生日を知られてしまったから、恒例行事になりそうだ。彼女たちはよくパーティーと言う言葉を使う。何かにつけて行うので慣れている。沢山の料理と簡単な仕掛けを用意してくれ…

金沢英東

彼は、その後も歌い続けていたんだと、思わず声をあげた。 40年以上前のこと、僕は岐阜で学生時代を過ごした。当時はまだフォークソングなるものが登場したばかりで、一部のプロ以外は、今の時代では考えられないくらいお粗末だった。素人も、当時まだ珍し…

薬剤師

今日も薬剤師。 土曜日は、休みの方も多いのか、漢方薬を求めてやって来て下さる人が多い。こちらも病院の処方箋の調剤が少ないので、スタッフ全員で応対できるメリットもあるから、ありがたい。薬剤師でない二人は休みだから、接待の質は落ちるかもしれない…

言い逃れ

「どう言う事?」と言う声が聞こえてきそうだ。アホノミクスの支持率が30%をきったという話ではない。あんなものとうに切っていたが、手先のアホコミが支持率が高く出るような言い回しで質問しているから、架空の数字だった。今日のテーマは、医療の世界…

楽観的

専門家でない僕がこんなことを言うのは失礼かもしれないが、実際に僕の薬局ではこんなことも時々、しばしば?起こるので、紹介して参考にしていただければと思う。 この女性を紹介してくれたのは岡山県の人。心療内科における自分の病気の治療(適応障害)で…

大台

隔月回ってくるある製薬会社のセールスが僕の前に腰掛けた。前回来た時には娘が応対しているから僕は4ヶ月ぶりと言うことになる。目の前にしてまず感じたことは「えらい大きくなったなあ」と言うことだ。頭の中で普通あごのほうが細いが、彼の場合はあごが…

母親のお腹が大きい時から知っている成年だ。小児喘息で親が懸命に育てた。その甲斐あって、中学校の頃から一気に元気になった。そしてその後漁師になった。朝早くから働いている。そんな彼が10年以上振りに喘息発作を起こした。そして入院した。長い間、…

手先

夜、薬局で患者さん達にメールの返事を書いていたら、3階から次女が降りてきた。FAXを使わせてくれとのことだった。使い方を話しているときに、カタカナで日本人名、かの国の言葉で次女三女の名前が書いてあるのを見た。別に何のためのものか気にならな…

水島灘源平太鼓

歳をとると羞恥心がなくなるのか、それとも言っておかなければ、言ってあげなければという老婆心が増してくるのか、数年前までには考えられないような行動をとる。今日の僕の行動も正にその一環だと思う。 春の和気町の藤まつりの時に毎年和太鼓の演奏がある…

帰国

なんて巡り合わせだろう。こんなこともあるのだ。 3ヶ月の応援で来日している人たちが帰国するのに1ヶ月を切った。そろそろ帰国モードになってきたのか、家族や知り合いの病気の相談が頻繁になってきた。今日も5人の相談を受けたが、その中の1人の相談で…

不安

2013年時点の結果だから恐らく今はもっと数値は上がっているだろうが、中国の糖尿病有病率が上昇し、中国は今や世界最大の糖尿病蔓延国であることが明らかになった。2013年時点で、中国本土の成人における糖尿病有病率は10.9%、糖尿病前症有病率は35.7…

解決

今日、あることがきっかけで「不思議?」が解決した。 僕のところに県外から漢方薬の依頼があるのは、メール、電話、或いは手紙でだが、その中でことメールに関しては歯がゆいことを経験することが間々ある。具体的には折角相談をしてくれて、僕が返事を出し…

母親

ラフな格好、思い出そうとしてもジーンズにTシャツのイメージしか浮かばない。顔にお化粧をしないから、そばかすがそのまま見える。髪は天然かパーマかわからないが少し縮れている。すべてが自然体だ。そして何より自然なのが母親としての心だ。かざりっけ…

欠如

休日に暇だから、AB(ドイツ語だとアーベーと読む)の2班に分かれてサイコロゲームをしていた。このゲームはトランプのルールを取り入れていて、一呼吸入れたいときはサイコロを振るのを1度パスできる。サイコロ パス アベ。インターネットでこのキーワ…

退院

盲腸で入院したかの国の女性を見舞った。昨日高松の和太鼓コンサートの帰り道、見舞いを希望した7人を連れて仰々しかったが、よい機会だった。 新築された市民病院に初めて入った。今まで訪ねた事がある大きな病院を少しコンパクトにした趣で、何となくそれ…

再確認

僕みたいに極端な機械音痴にとって今日のその人は正に地獄に仏だった。こんな良い偶然があるのだろうか。僕にとっては記憶に残る良い偶然の筆頭のような気がする。 同じ失敗をもう4回繰り返している。最初はセルフのガソリンスタンドで。2回目はコンビニの…