2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

物語

確か「仁」の原作はマンガだと聞いたが、何にしろ物語を作る人ってのは大したものだ。今日も昼に3時間見続けたが、何度涙を流しただろう。 作者は何を言いたかったのだろう。僕には善人をとことん突き詰めているように思った。仁先生もしかり、咲様もしかり…

ドクターヘリ

恐らく今まで100人以上のベトナム人を見送りましたが、貴女ほど心残りの方はいません。 日本語を独学で勉強しただけなのに、お父さんとかなりの会話ができました。それもあなたが来日2年目で初めて会うことができたのだから、あれだけの日本語をわずか2年で…

二十四の瞳

われは海の子白波の・・・・でも知らないことは多い。今日ある患者さんと話をしていてそう思った。姉と同級生の男性が処方箋を持って来て、薬ができるまで僕はその人と雑談をした。ただ、結構興味深いことが多くて、同じ町に暮らしていても何を趣味にして暮…

配達

最近は処方箋調剤で使う薬を毎日配達してくれる人の多くが女性になった。調剤用の薬は小包装のものが多いから力に自信がない人でも十分だ。むしろ礼儀正しさや会話能力を考えると、男性よりははるかに数字では表せないが生産性は高いと思う。荷物の受け渡し…

収集日

今日は月に2回の空き缶の収集日だ。ごみ捨ては僕の仕事だから、そしてごみが残っているのには耐えられないタイプだから、結構気を使って準備する。ところが今日は捨てるべき缶が一つもない。我が家で缶と言えば、一番多いのがコーヒー。いや、ほぼコーヒーだ…

使い勝手

以下の文章は国会の一場面らしい。誰がこの幼稚園児並みの頭脳の持ち主の後ろにいて操っているのだろう。使い勝手がいいのだろうな。頭の良い人間なら時には反抗してくるから。掃除大臣にならせてもらって、いくらでもその恩返しをする人間でないと元は取れ…

魅力

M&Aと言うと多分、企業間同士の合併?いやどちらかと言うと吸収かな。後者の方が正しそうだ。と言うのがこのところ頻繁に送られてくる資料がM&A絡みのものばかりだからだ。僕の薬局みたいに、医院の前にコバンザメのようにくっついている薬局でないと…

集団

僕は現代の若者のスポーツ着を知らない。だから早朝見かけた10人くらいの集団が何を専門にしているかは、服だけでは分からなかった。ただ、朝の6時過ぎに集団で県道を駆け抜けていくのだから、牛窓で合宿でもしていたに違いない。となるとヨットのクラブな…

漢方薬による過敏性腸症候群の治り方

40歳代 女性 中部地方 2020.5.23(過敏性腸症候群 腹鳴型)前回お薬を送ってもらってからの体調ですが、お腹の張りはかなり減りました。体はむくみがちです。そのせいか水分で冷える気がします。 30歳代 女性 九州地方 2020.5.23(過敏性腸症候群 腹…

胸騒ぎ

岡山県に住んでいたら、地震は人生で片手ほどしか経験しない。記憶しているは阪神淡路の時の地震で震度4くらいだったと思う。さすがにこれは怖かった・・・が怖いと言っても驚いただけで恐怖はなかったような記憶がある。もっとも恐ろしいと思うほどの時間…

鬼が笑う

さすがに、来年の6月のチケットは買えない。本来なら今年の2月に兵庫県の加西市で行われる予定だったのが、6月に延びた。それを今度は来年の6月と言うのだからそのままチケットを持っておくことには抵抗があった。ここはまず現金に換えておく。 来年のことを…

濾過

コーヒーを飲むのなら、フィルターを使って淹れるコーヒーが最も健康的であることが、ヨーテボリ大学(スウェーデン)のDag Thelle氏らによる研究で示された。コーヒーを日常的に飲んでいる人は、コーヒーを飲む習慣がない人と比べて寿命が長かったという。…

豆腐屋

今日の午後、初めて見るセールスが入って来た。薬局に来るのだから製薬会社か問屋さんだと思うのだが、彼がチラシを見せながら言った言葉は「〇〇豆腐店」のものです。 まるで場違いだが、彼が手に持ち僕に向けて見せたチラシには、何とマスクの絵と値段が書…

出る幕

僕のパソコンの故障は漢方薬の問屋の専務さんにすべて解決してもらっているが、妻のは故障自体が珍しいと言うか初めてかもしれない。妻のは税理士事務所とつながっているから、そしてそこにもパソコンが得意な方がいるからそちらに連絡した。電話で状況を説…

神々しい

確か1週間、長くても10日前くらいだろう。大きな鉢が劣化して割れてしまった。観葉植物と言うより、細長い密集した葉っぱがただ茂っているだけの汚いものだったが、母がこの薬局を新築した時に家の隅に置いておくようにと妻にくれたものらしい。いわゆる魔…

名前

今日も殆ど家にいたから、返事を書かなければならない方全員にメールを送れた。これで明日からのスタートが少し楽になる。以前は必ず日曜日は家から出ていたから、月曜日が実質は2日分になっていた。それこそ前の晩から動悸がしそうだった。いやしそうではな…

資料

アメリカの有名な投資家の話。本来なら儲けさせてくれるから汚部などにも好意的なのだろうが、さすがにアメリカ人ははっきりものをいう。「日本には、優秀な官僚制度があると言われている。ところが、実際はそうではないことは、汚倍政権の感染症対策を見れ…

検索

いつも見ているはずなのにピンとこなかった。これぞまさしくピント外れで、電話の向こうで漢方問屋の専務さんもじれったかっただろう。でもいつもながら忍耐強く教えてくれたから危機は脱した。この機械音痴の僕にも今やインターネットは必需品と言うか仕事…

変化

半世紀も経てば、われは海の子が、われは陸の子に釣りの仕方を教えられる。それも女性に。釣り一つとっても、変化には半世紀の時間は要するのか。でもとてもいい変化だ。彼女は笑顔が絶えないし、釣りをしている時が幸せと言い切る顔が生き生きとしている。…

収穫

処方箋の薬を取りに来た女性が、透明のプラスチック容器にきれいに並べた果物をくれた。パチンコ玉くらいの赤い実に長い蔕がついている。これは高級品だ。ところが名前が出てこない。あまり食べたことはないが、過去山形産で有名だというのでいただいたこと…

ご飯に味噌汁

このところ、休日でも牛窓から出ないから、妻曰く、1日中ご飯を作っているような気がする。僕曰く、1日中ご飯を食べているような気がする。 その日の昼食はサバの塩焼きだった。大根おろしで食べれば、毎日でも食べられるくらい好きだが、子供のころ毎日食べ…

忍耐

もう10年以上になるだろうか。母親が漢方薬を取りに来るときには必ず車で連れてくる。母親のそばに腰掛け、症状の話や雑談をする。もう長い間通ってきてくれていると、体調や心の状態など手に取るようにわかるから、9割は雑談だ。お茶やお菓子をふるまって、…

敵前逃亡

23カ国・地域の人々を対象にそれぞれの指導者の新型コロナウイルス対応の評価を尋ねた国際比較調査で、日本が最下位となった。日本の感染者数、死者数は世界との比較では決して多いわけではないが、汚倍晋三首相らの指導力に対する日本国民の厳しい評価が…

価値

昼過ぎに、分包機越しに妻がまじまじと僕を見つめた。僕の顔ではなくもう少し視線は下を見ていた。そして言った。「お父さん、それパジャマじゃないの?」 その瞬間全てがわかった。昨夜風呂に入る前に服を探していたら、引き出しからこの時季に着ればいいよ…

垂れ流し

そうか、僕だけでなく、多くの方が同じ印象を持っているのだ。安心した。 ワイドショ-と言うのか何か知らないが、ニュースのようなニュースでないようなものがある。昼に多いのかな。それに登場するコメンテーターと言うやつが、とにかくうっとうしいのだ。…

加川良、友部正人

連休中、時間を持て余していた。そんなときにふとしたきっかけで、ユーチューブで加川良、友部正人のライブ映像に行きついた。 学生時代の彼らは僕にとって、いや僕たちにとってはヒーローであったし、別世界の人で近寄りがたい人たちだった。それでも、なけ…

サンダーバード6号

サンダーバードと言う見出しにつられて読んでみたら、JRの電車の名前だった。僕が子供の時に見た未来物の人形劇かと思った。もう半世紀前の作品だが。毎回見ていたから記憶はまだある。その多くが実現しているような気はするが、それに触発されて、何かに…

引き算

かなり長い文章をコピーしたから、読み切るのは大変かと思うが、僕のくだらない文章より何百倍も価値があるので紹介したい。すでに読まれた方も多いかと思うが、一市民が他者に読んでもらいたがっているのを不思議がって、その乗りで読んでもらえれば幸いだ…

気配

瓢箪から駒ではなく、コロナから駒。 僕がその石段を上がったのは30年ぶりだろう。すぐ下に広がる海水浴場には何度も行くが、そこから石段を何段も上がって牛窓神社に参拝することは30年来なかった。30年前はと言えば、まだ若くて力もあったから神輿の…

居場所

思えば僕の居場所は、ず-っと薬局の中の相談机の前だけだった。仕事を始める前から、仕事を終え、いったん夕食を食べたのち、寝る前までその場所にいる。と言うことは、ほとんどの僕の日常はおそらく仕事つながりなのだ。 この何年かは、休日は家にいないこ…