まるで冗談に聞こえたが、前後の関係から冗談ではなく普段心の中にあった想いがふと出たのだろう。 偶然、地区が同じで、職業も同じの二人の女性が入って来た。田舎の一部落だから、エリアは知れているが、それでも最近会っていなかったのか話が弾んでいた。…

岩手県のローカルな町の名前のはずだが、遠く離れた中国地方の人間でもわかるのは、大津波の映像を見たことがあるからだ。想像を超える津波の恐怖を何度も映像で見て、地名も又インプットされていた。 今回はそこでの大火だ。映像で見てもかなりの広い範囲か…

今朝の新聞で、医師が読者の健康相談に答えるコーナーで見つけた一文。「抗不安薬は長期間使うと認知機能への影響があり、高齢者にはお勧めできません」 何々？よく見かけるのは、抗不安薬は安全だと言う文言だ。非常に珍しい文言が入っていたので、目が止ま…

丁度１年半前からお世話させていただいているが、「死にたい」などと口にしてしまう辛さから脱出してくれて、大学にも合格し、英検まで合格したそうだ。こうした対外的な成功も嬉しいが、「6時半頃に起床して朝ごはんの準備をしてくれています。自分からやっ…

理由が分かった。 昔、僕の家の前が魚市場だったから、早朝魚を水揚げに来た漁師や、魚屋さんが広場に集まり、ドラム缶に木切れを放り込み、冬には毎日焚火をしていた。それが唯一の暖だったのだ。 ドッグランの枯草を燃やすために７時前から寒空の下で作業…

若者のテレビ離れはもう周知のことだが、ひょっとしたら僕ら世代でもかなり同じ現象が起きているのではないか。 ＮＨＫまでが、生え抜きのアナウンサーではなく、安易に馬鹿タレントを多用するのは、生理的に受け付けないが、もう一つ大いなる不愉快がある。…

倉敷の街を揶揄した名言がある。それは「一度は訪れたい街倉敷、二度と行きたくない街倉敷」 もう何年も前に聞いた言葉だが滅茶苦茶説得力がある。なぜなら本当に狭いエリアに、偶然郷愁を誘るものが残っていたと言うだけのもので、何度見ても同じもので変化…

今日、友人の鍼の先生からのメールの中に、とても面白い洒落を見つけたから、わざわざ彼のオリジナルかどうか尋ねてみた。誰もが使っている洒落か、彼のオリジナルかで、僕の対処の仕方は全く変わる。と言うのは、あまりにうまいからパクってやろうと思った…

いい機会ですから質問に答えますね。 体質が変わると言うのはなんだかわかりやすい素敵な言葉ですが、実際にはあり得ません。正しく言うと強くなると言うのが中っていると思います。強くなれば不快症状が水面下深くに隠れてしまいます。あたかも体質が変わっ…

雪は降る あなたは来ない・・・とてもアダモには見えないが、僕より少し若い男性でも「雪が降っとる（降っている）」と言いながら薬局に入って来る。それも嬉しそうな顔をして。 雪国の方には申し訳ないが、この冬初めての雪。それもピークの１０分くらいは…

１か月前に「沖縄に行ってもいいじゃろうか？」と相談を受けた。お孫さんがお母さんとおばあちゃんを沖縄旅行に連れて行ってくれる計画を立ててくれたらしい。ただしこの女性は、脳神経外科で治療を受けている方で、ふらふらして外出が怖い方。そんな方に「…

麻薬のようで麻薬ではない。そんな痛み止めが製品化されてから多くの処方箋で目にする。良く効くと言う触れ込みだから、当然目にする機会が多いのだが、効かない人には効かないと言ういわば当たり前の印象を持っている。 もっとも、お医者さんがその手の処方…

休日には、ホームセンターか農業資材を扱っている店に行くのがルーティンになっているのだが、買いたくても買えないものがある。あればどんなに便利だろうと思うが決断が出来ない。だから腰痛、肩こり覚悟で、錆びたのこぎりを使っている。 欲しくても買えな…

お医者さんだから、知能は抜群なはずなのに、こんなことをしでかしてしまうのか。多くの方が信じられないと驚きを隠せないのではないか。 どの程度の責任能力のある患者なのか分からないが、歯ブラシで殺人を犯すことが出来るのだから、一番想像したくないよ…

この時期は、担当してくれていたメーカーのセールスの交代期でもある。僕の薬局を定期的に訪れてくれるのは、漢方メーカーの３人とＯＴＣメーカーの４人だが、今日その中の一人が最後の訪問となった。 漢方メーカーのもうベテランの域に足を踏み込む当たりの…

僕は以前から、どうして皆さん無防備に訳の分からないものを口に入れれるんだと思っていた。小林製薬の紅麹など偶然表に出ただけで、今この瞬間にも世界中で多くの人が毒をせっせと蓄積している。それもお金を払ってまで。 国を丸め込んで、資本家は朝から晩…

草が凍っているなどとは思いもつかないので全く迂闊だった。ただ思えば緑の絨毯が、全体的に白く見えたから、夜露が凍っていたのだろう。 昨日の朝、７時頃には十分明るくなるのでいつものようにその時間にドッグランに行った。まずウォーキングと柔軟体操で…

日本語以外知らないのだから比べることはできないが、こんな言葉を聞くと日本語はいいなと思ってしまう。むしろ主観抜きに、母国語はいいなと言い換えたほうが正しいのかもしれないが、多くの国でおそらく趣のある言葉がが一杯あり、それぞれが使っているの…

僕の常識ではありえないことなので、２，3回聞き返したと思う。 何の話からその話題になったのか忘れたが、なんとその男性は、大手の自動車メーカーに勤めていた頃、部品に不具合があったら東京から熊本まで部品を取りに行き、必要な手続きを済ませたらすぐ…

先生もお疲れなのだろう。大病院だから外来はもとより入院患者も診なければならないのだろうから。ひょっとしたら当直もあるのかな。 まず講演の前にお断りを言われた。なんでも正月に風邪をひき、そのせいで咳と痰が治らないのだそうだ。確かに講演を始めて…

大袈裟ではなく、背中中に○○が数えることも出来ないくらい出来ていた。シャツを上げて患部を見せてもらった時には思わず「これはすごい」と本人の前で言ってしまった。 〇〇から牛窓に移り住んで、毎日のように海辺で日光浴をしていたらしい。何十年後かにそ…

その人が公務員を辞めてから、２５年振りに祭りで出会った。当時彼の営業に応えてあげたことで、お互いがメリットを得た。当時のことで彼にその場でお礼を言ったのだが、お礼を言われたことがよほど嬉しかったみたいで、家に帰ってから涙が出たと教えてくれ…

・・・自律神経失調症の類で、過敏性腸症候群になっていると、鍼治療の先生から聞きました。・・・ だいぶ調子が上がってきましたね。若いから回復力はずいぶんと持ち合わせていますよ。貴女みたいに頑張っている人で、自律神経が不調でない人はいません。僕…

その新聞記事を読んだ後、なぜか笑った。笑うしかないだろう。 大見出しは「市立病院建設へ２５４億円寄付」と言うものだった。この見出しに興味がわいたわけではなく、割と詳細に読む習慣があるから、この記事も読んだだけだ。 宝塚市内に住む元会社役員の…

これでは経営者には留まれない。どこから引導を渡されるかと思っていたら、公の機関からか。 調剤薬局はもちろんだが、普通の薬局でも保険に入ることは多いと思う。当然僕の薬局も入っている。処方箋調剤でも煎じ薬の調剤でも、万が一と言うのは起こり得る。…

僕はその国に関して何の知識もなかったから、２０年前知り合った頃、多くのベトナム人が言っていた「日本より５０年遅れている」という実像をほとんど理解できなかった。 あれからもう２０年近くなるから、現代では３０年遅れくらいには追い付いているのだろ…

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