綾瀬はるか

 歳を重ねるにつれて、漢方相談を受けたのち、時には相談が始まる前にお断りすることが増えた。35年も漢方薬を作り続けていると、漢方薬で治る病気と治らない病気がかなり判別できるようになったこともあるし、治さなくてもよい病気?もあることに気が付いたからだ。
今日のメールもその中の一つ。すでに色々な漢方薬を飲んでいただいている方からのものだ。
「・・・今思い出したのですが、幼児の頃から「神経質」と言われる事が多分周りの子より多かったので、神経質じゃなくなる漢方薬、は飲んだほうが良いでしょうか。」
 延べにしたら何十時間も電話で話をしているから、かなりのことがわかる。多くのことを抱えながら、強くもない体で頑張っている。様々な体調不良が現れては消え現れては消えるのもうなづける。もしこの方に不快症状があらわれてくれなければ、直接命を取られているのではないかと思う。いわば防波堤のところで起こっている防衛戦が不調なのだと思う。
 それとこの方が立派なのは、多くの問題を抱え多くの不調を抱えながらも、僕と話をしているととても気持ち良く笑うこと。僕はその笑い声を聞くたびに、この方は心は決して病んでいないと安心する。
 今日の新たな要望に対しては以下のような返事をした。
「神経質は個性で治すものではありません。治らないし。長所の部分も多いですよ。あなたから神経質を取ったら、ただの綾瀬はるかに似ている女性ってことだけになってしまいますよ。」
 さてその答えにはかなり窮したようで、言葉が見つからないと返ってきた。ということは本当に綾瀬はるかにそっくりか、はたまたほど遠いのか。

 

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