おにぎり

 時々、本当に時々だが、今日のように偶然漢方の依頼が重なることがある。実際に来てくださる方も多く、郵送する方も多い。普段暇で困っているのに、こうした日があると慣れていないから消耗する。
 今日も5時ごろまで、全く休むことなく働いた。気持ちはどちらかと言うとハイだから、仕事は出来るのだが、一つの作業が終わるごとに大きく息を吐きだし、次に向かう。最初は吐く息だけで回復していたが、次第にそれでは無理になり、ある漢方薬を口に含み舐めながら、応対したり調剤した。
 ただ5時ごろには、ほとんどを終えたから、おにぎりを作ってもらって1つ食べた。するとどうだろう、5分も経たないうちにがぜん、肉体的に回復した。しんどくて、どの段階でギブアップしようかなどと考えていたのに、その懸念は一瞬のうちに吹き飛んだ。
 おにぎり1つにこんな力があるのかと凄い発見をしたような気分だった。僕は気が付かなかったが、サバが入っていたらしい。野菜も少し入っていた。楽しむ余裕もなくまるで犬のように飲み込むがごとく食べたのに、あっという間に体力が回復した。消化器系を巡って栄養になると思われがちだが、まだ胃で消化されてもいない時間に元気になる。理屈は分からないが、脳中枢のなせる業なのだろうか。
 おにぎりひとつ救われる。おにぎりひとつで救える。できれば後者の方も経験したい。

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