掃除大臣をやりたいだけのこれっきしだは、所得税を国民に４万円くらい返すらしいが、その翌年から防衛費を倍増するために増税をして、還元した４万円の何倍も取り返す。こんなこと容易に想像がつくから、珍しく国民が反感を持っているらしい。その結果が支持率の低下に現れているみたいだが、僕はこれっきしだに支持率アップのための秘策を教えてやりたい。
それは簡単な事。猪と熊の退治に予算をガボガボ付けて、人里に降りてこないよにすれば、支持率は簡単に上昇する。アメリカの在庫整理みたいな武器に何兆円も支払うより、猟師に高額の報酬を払ってそれで生活できるようにするとか、失業者に漁師になってもらうべく職業訓練をするとか、ハスキー犬みたいな犬を飼ってもらい、熊や猪に、狼と勘違いさせるとかは、戦闘機を１つか２つ買うのを倹約すれば潤沢な報酬を払うことが出来るから、簡単にできる。それらを実行すればかなり安全になるのではないか。もしそれでもだめなら自衛隊に頼んで駆除してもらえば１か月もすれば、人里からかなりのところまで追い込めるだろう。
牛窓は田舎だが超田舎ではない。隣は岡山市だから、人里離れた町でもない。それでも夜間我が家の駐車場から自分の家の中に入るまでのちょっとした距離でも、猪に注意しなければならない。注意と言っても街灯が少ない町で、暗闇と同じ色をしている動物を見つけることは難しい。藪の中ではないから音もしない。時折豚の鳴き声みたいなのが聞こえるが、かなり接近したところで聞いてしまうことも多い。
隣の岡山市から買い物にくる方たちの多くもすでに猪の被害を受けている人は多い。だから、田舎、或いは地方都市の話ではないのだ。華の都大東京でも、岡山県でも経験したことのない熊の出没に脅かされている。東京の出没頻度は、下手な田舎の県より多いのではないか。
これならさすがのこれっきしだも票になるくらい分かるのではないか。いやいや超ボンボンらしいから、熊も猪もぬいぐるみしか念頭にないか？ひょっとしたらかわいそうだから殺さないでなんて官邸の中で言っているのかもしれない。
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