童心

 税理士の先生と僕の共通する悩みは、パソコン業務が多すぎて、首や肩が凝って辛いこと。税理士の先生がパソコン業務が多いと言うのは頷けるが、機械音痴の僕も、十分すぎるほどパソコンに向かっている。
 漢方相談に費やしている時間と、漢方薬を作っている時間以外はパソコンに向かっているから、合計すると結構な業務中のパソコン時間になるが、僕の場合、仕事が終わってからの余暇の時間も、業務の延長みたいにパソコンに向かい、皆さんに返事を書いたりブログを書いたりしている。
 今日お互いの悩みを言いあっているうちに、先生が最近取り入れた肩が凝らない方法を教えてくれた。それは少しでもパソコンの画面を見なくて済む方法で、スマフォの利用だった。
 おもむろにスマフォを取り出して、スマフォに向かって話しかけると、電話が相手に通じた。細かい操作をする必要がなくなるそうで、少しでも負荷を減らそうと言う涙ぐましい努力だ。
 先生がスマフォに命令?お願い?する様がまるで子供のようだったので披露してみたいが、皆さんはほとんど知っているレベルのものかもしれない。
 先生がスマフォに話しかける時には「ハイ、シェリー」とまず挨拶をしてから用事を伝える。何を頼むにしてもまず「ハイ、シェリー」だった。そこで疑問に思った僕は「やあ、シェリー」では通じないのと尋ねると先生が実際にやってみてくれた。日本人だったら「やあ」のほうがしっくりいくから、出来ればその方がいいのではないかと思ったのだ。すると電話が通じた。そこでもっと人間に近く「どうもシェリー」や「こんにちわシェリー」もやってみてもらったが駄目だった。まるで童心に帰って色々試したのが面白かった。
 なんでも最近買われたレクサスも「はい、レクサス」で操作できるものがあるらしい。
 ロボットの形をしていないロボットは、既に身の回りにやって来ていた。非人間性の象徴のようにとらえられていたロボットが、話し相手とは。

 

本日(11/4)の内閣委員会で何があったか【大石あきこ(れいわ新選組・大阪5区)】 - YouTube