ロバ

 実現するかどうかわからないが、面白い提案だった。
 「ロバをドッグランに連れてきてもいいですか?」とある男性に尋ねられた。ロバランを作った覚えはないから即座に断・・・・らない。そこは計算高い僕だから、「いいよ」と即答した。
 僕の頭にはすぐさま、ロバがおいしそうに草を食べている光景が目に浮かんだ。毎日2時間くらい費やして除草しているが、草の生命力に圧倒されてほとんど自己満足の世界だ。腰が悪くなければ耕運機を使って根こそぎやっつけたいが、さすがにそれは今は使わずに、宝の持ち腐れ状態になっている。そこに降ってわいたのが天然の耕運機、いや草刈り機の話。ロバの実力を知らないからどの程度期待できるのか分からないが、彼曰く「きれいには食べてくれないですが・・・」
 僕が頑張ってもきれいなどと言う表現には及びもつかないから、ロバにそこまでは期待しない。しかし草刈り機を持つ時間が減ってくれれば地面に這いつくばる時間(根っこから引き抜く)をもっと延ばすことが出来る。
 都会から牛窓に引っ越してきたその男性は、わざわざ農家から干し草を買っていると言うから、ドッグランを覆っている草を実際に見てもらった。草なら何でもいいという訳にも行かないだろうと素人ながらに考えたのだ。すると現場を見た彼は「うちのロバが好きな種類の草です」と言った。やはり好みはあるのだ。
 いつ実際に連れて来るのか分からないが、どうやって連れてくるのだろうと今この文章を書きながら考えた。1㎞先から歩いてくるのだろうか?其れともロバに乗ってくるのだろうか。

 

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