朝の6時過ぎに体育館の重い鉄格子の門を開け、駐車場を横切り、体育館のそばをすり抜けテニスコートに侵入する。これが僕が20年間続けている朝のルーティン。
今日は少し景色が違っていた。体育館の玄関前に2本のきれいな立て看板が設置されていた。おそらく昨日立てられたものだろう。読んでみるとワクチンの接種会場の案内で、それ以上に大きな字で「受付30分以前に来られた方は接種できません」と書かれていた。
会場の周知よりも、早めに来るなと言うほうがよほど大事なことがわかる。見え見えの看板だ。
ただ、その意図がとても大切だったことが昼過ぎに分かった。と言うのは、かつての町民運動会が復活したのかと言うくらい人が集まってくるのだ。救急車は運よくただ待機しているだけだったが、ガードマンや職員などが懸命に誘導していたが、時に県道に幾台かの車が、駐車場に入れなくて待機した。確かに、我先に来られたら、大混乱だっただろう。
目の前のワクチン接種だが、今朝まで知らなかった。どうして打たないのと時々尋ねられるからいちいち説明するのも面倒だなと思っていたら、昨日「一月万冊」で面白い情報を得たからそれを今朝から利用させてもらっている。「恐れ多くも、天皇陛下がまだワクチンを打たれていないのに、僕みたいな平民が先に打てるもんか」
ちなみにその時得たもう一つの情報。スカは天皇陛下のことを「観光資源」と言ったらしい。そこまで言うやつがいる痔民党をまだ政権につかせるのか。右の人たちは許せるのか。