高松３連荘。
行きたくて行っているのではないが、立地がサンポート内にあって部外者には都合がいいからそこばかり利用していた。難点はとにかく待たされること。日曜日の正午ごろ利用するのだから、一番の書き入れ時かもしれないが、長い時には１時間。早くても３０分は待つ。昔は、平均的な時間で提供されていたのに、この１，２年は忍耐を試されるうどんになる。従業員が確保できないのか倹約しているのか分からないが、そこまでして食べたくなるような代物でもない。
この日曜日のその時間、店に行ってみると、既に営業を終えていた。何故だか分からないが、そのことがちょっとした幸運をもたらしてくれた。
あるおばちゃんが教えてくれたうどん屋さんが、玉藻公園から歩いて５分くらいだったので行ってみた。香川県では珍しく街中にあるセルフのうどん屋さんだった。まだ新しいのか外観も店内もとてもきれいだった。香川県のうどん屋さんにもかなり行っているが基本的には皆さん親切で、県外の人間にはわかりにくいうどんの名前やシステムを優しく教えてくれる。そのお店のスタッフも皆さん親切だった。で、それ以上にとにかく美味しかった。僕もベトナム人も偶然、ざるうどんを食べたのだが、とても美味しかった。ワサビとたれとネギくらいだったが、それだけで十分で、うどんの味をまさに楽しむことが出来た。ちくわのてんぷらなどを、各自が２本くらい食べたと思うが、僕は２０００円でお釣りをもらったような記憶がある。何がそう感じさせたのか素人だから分からないが、今までのうどんで一番おいしかったように思えた。 翌日偶然香川県出身の患者さんが漢方薬を取りに来たからその話をすると、つきたてだから、いやうどんだから踏みたて？だから美味しかったんだわと教えてくれた。
またいつか、フェリー代を払ってでも食べに行きたいと思った。なぜなら、北海道なんかでは外国人に蕎麦やカツ丼を3,000円を超える値段で提供しているらしいから、２時間の船旅＋うどんで３０００円でおつりが来るなら許されるだろう。
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