呪縛

 この文章を書くためにわざわざ調べたくらいだから、ほとんど関係ない職業だ。ファイナンシャル・プランナーかフィナンシャル何とかか分からなかった。正しくは前者だった。
 偶然昨日読んだインターネット上の記事に、ある女性ファイナンシャル・プランナーが書いたものがあった。何となく気になる見出しだったので、最後まで読んだが、その最後に「死ぬ前に一番お金持ちになってはいけません」と書かれていた。
 思わず笑った。ありうることだから。いや、多くがそうかもしれない。老後の暮らしぶりには世論調査で常に不安を感じている人の割合が高い。特に経済不安が増してきている。だから多くの方は老後に備えて貯金する。そしてその中のほとんどの人は、老後になっても貯金する。だから結局一番お金をためているのは死ぬ直前なのだ。貯金を持ったまま死んで、結局は人様のものにするために、働き溜めてきたのかと問いかけている。
 彼女は、そうした生き方ではなく「微笑み貯金をしなさい」と言っていた。微笑みではなかったか、朗らか?ニコニコ?喜び?お遊び・・・・忘れたが、生きているうちに楽しいことに使いなさいと言う、けだしまっとうな勧めだ。ただ、このまっとうが意外と難しく、分かっちゃいるけど長年の思い込みからは抜けられない。
 耐えがたきを耐え、忍び難きを忍んでと、戦前から植え付けられた「奴ら」に都合の良いモットーの呪縛からなかなか解放されない。不安を植え付けるのは「奴らの」常套手段だ。

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