格闘

 やっと見つけた。パソコンに向かって格闘すること30分。
 今日、玉野教会のミサの後、来日半年のベトナム人二人を連れて渋川マリンホテルのバイキングに連れて行った。食事の後浜辺に出て、静かに遠く四国を眺めようと思ったのだが、運の悪いことに、いや運の良いことにあるスポーツイベントの真っ最中だった。
 ところが、沢山の若者が興じているそのスポーツらしきものが、見たこともないものだった。ただ、やっていることは、二人が卓球のラケットを大きくしたようなもので野球のボールより少し小さいものをお互い打ち返しているだけだ。多くが日焼けしていて、中にはこの季節なのにビキニ姿の女性もいたから、ビーチバレーみたいなものかもしれないが、見ていて勝敗がどのようにして決まるのかわからなかった。実況中継して盛り上がっていたが、勝った負けたが見ていて全くわからなかった。
 対戦中の人にはさすがに聞けないから、コート外で練習している若者に尋ねてみようと思ったが、真っ黒に日焼けした青年たちだったから、なんとなく気が引けた。関係ないが、「ああこの子たちはあと10年もすれば、気の毒なほどしみだらけの顔になるだろうな」と、職業柄ならばこその懸念が頭をよぎった。
 延々と打ち返すだけの競技なのになぜこんなに盛り上がっているのか分からないまま、あれなら僕にでもできそうだと言う自惚れと、ドッグランに備えておけばいいかなと言う皮算用も手伝って、なんていうスポーツか看板に書いてあった名前を懸命に覚えた。 
 ところがこのブログを書こうとしている時間までにすでに7時間が経ってしまったから、肝心の頭の部分が思い出せない。最後はボールなのは覚えているのだが、頭の部分がどうにも思い出せない。ただ先頭がFだったような気がした。
 これだけの情報で悪戦苦闘したが結局行き着けなかった。そこでひらめいたのが、なぜか売店がいくつか出ていて、その中にブラジルのものを売っている店があったので、ブラジルと言うキーワードだ。そこでブラジル ボール 砂浜と言うキーワードで検索してみるとついにヒットした。その答えが「フレスコボール」だ。
 見つけた文章から分かったのだが。既に何十年も前にブラジルで生まれたスポーツらしい。そしてテントにフレスコボール岡山県大会と書いていたから、愛好家もある程度増えたのだろう。
 何気なく見つけたスポーツ。それに興じている日焼けした若者達。50年前の僕。我も海の子。

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