強風

 その答えにも参ったが、その質問をした方にも参った。この違和感は何だ。僕が古いのか。これで古いのなら僕は古いままでいたい。
 今日、東京は強風が吹いたみたいで、若い女性のリポーターが街角で、髪を風で乱している若い男性にインタビューしていた。強い風でせっかく整えた髪が乱れて大変ですね、何分くらいかかった髪型だったんですか?と言うような問いかけだった。その時点で整える?という単語を男性に向かって使うのかと言うジャブみたいな疑問が沸いたが、所詮ジャブでスルーすることは簡単だった。
 その問いに答えた若い男性にはジャブでは利かないように思えた。やまフックか、場合によってはアッパーだ。なんと男性は30分かけたと答えたのだ。男が朝髪を整えるのに30分?よく知っている人だったら「絞殺してやろうか!」と言うギャグしか出ない状況だ。
 正直僕には30分何をするのか分からない。僕ならブラシで10秒だ。髪が多かった若い時でも同じようなものだ。4年間散髪に行かなかったから、相当な髪の量だったが、それでも10秒もあればOKだ。髪に油を付けていたのは高校1年生の時くらいか。坊主から伸ばしたから、髪は油で整えるものと言う風評被害のたまものだ。すぐに気持ち悪くなってやめたが、以来何もつけない気持ちよさから抜け出ることは出来ていない。髪型もどうでもいい。寝ぐせの延長みたいなところで分けるだけだ。
 当時食費も危うかったような生活をしていたから、おしゃれなどと言う言葉は辞書にはなかった。着るものも含めて、とにかく「汚かった」しかし、捨てなかったものはある。それは正しく「生き方の美学」当時と全く変わっていない自負は今でもある。

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