やっとドッグパークの詳細が分かった。
いつオープンするのか、いつ営業するのか、どのような料金体系にするのか、何も知らされていなかった。
僕がかかわったのは、農地の持ち主にお願して譲ってもらったところまで。パソコンでオープンの告知を印刷して、薬局のテーブルに置いているだけだから、果たして何人の目に触れるのだろうと心配になる。おまけに入り口に看板もないのだから、正に隠れ家的なドッグランだ。永久に隠れてしまいそうな懸念もあり、費やした僕の老後資金の回収は空前の灯のような気がする。
なんとなく、いやな予感がしていたから、90歳まで現役で働かなければならないかなと思っていたが、それでは到底足りないみたいで、チラシを見てからは、ミイラになっても働かなければならないと覚悟した。