よかった、ほとんどユニクロで買い物をしたことがないから、ユニクロがロシアでいまだ金儲けしていると知っても、間接的に買い物と言う行為で加担していないから。
もっとも、そもそも1年に一度も下着以外は買わないのだから、僕が気合を入れようが何をしようが、ユニクロに咲くススキの穂も揺らせられないが、自分の気持ちは波立たない。
罪のない人が爆弾で吹き飛ばされる。恐らく、スーパーの食品売り場に並んでいる肉と同じようなものが、空から降ってきたり、壁に張り付いたり、道路に散らばるのだろうな。魚をさばいたときに水道水で洗うと、下水まで血が流れる。おそらくアスファルトの低いところに集まった血が流れているのだろうな。足を飛ばされ腕を飛ばされ、それでも命がある人は、うめいているのだろうな、叫んでいるのだろうな。
そんなときにユニクロの社長は、「衣服は生活の必需品」だと正論のようなことを言って、パソコン上の売り上げにニンマリしているのだろうな。何万の人が死に、何万の人が傷ついても、売り上げこそ命なのだろうな。ロシアの人の衣服(生活必需品)を気遣ってあげて、ウクライナの人の命は気にならないのだろうな。
金持ちっていいな、いつも殺す側に立てるから。身の危険がないっていいな。ユニクロがロシアでまだまだ儲けるつもりのニュースを見た人の中から、スマフォを持っていない僕には馴染はないが、ハッシュタグ何とかと言う運動は盛り上がらないのかな。「ハッシュタグ ユニクロ 不買運動」なんてのが拡がらないのかな。