形態

 OTC医薬品はそんなに種類をそろえていないが、ササヘルスは僕の薬局には必要な薬だ。多くの方に愛用していただいている。
 今日そのササヘルスを作っている大和生物研究所の社長がわざわざ訪ねてきてくれた。もちろん僕の薬局を目指して来られたのではなく、岡山県の取引先を順次回っているみたいだ。だから滞在時間も30分くらいだっった。
 さすがに社長だけあって、ササヘルスの研究をしてくれている大学教授などの話が始まったので僕はあえて話を遮り、僕の薬局の欠点などを尋ねてみた。もちろんそれに関する答えも。
 そもそも僕の薬局のような形態は今の時代にはあまり存在していなくて、自分の薬局を客観的に眺めたり、評価することが難しい。比較できるような薬局が少ないのだ。ただ僕は自分の裁量が保証され、批判的な立場も時には取れる形態でないと、やる意味がないと思っている。ひたすら経済を追うのなら、あまり合理的ではない形態だが、僕の精神を蝕わなくてすむのが今の形態だ。この形態でなければとっくに引退していただろう。
 運のいいことに漢方薬に関しては新しい発見はほとんどなく、むしろ蓄積した知識が役に立つ分野だから存在を許されているが、何十年か前に、社長が部長の肩書で回ってきたころからまだ潰れていないことに内心は驚いたかもしれない。
 多くの薬局を見てこられた方だから、気が付いたこともあり、改善点をいくつか指摘してくださった。さてこれで垢抜けた薬局になれるか。間が抜けた薬局なら既に完成の域に達しているのだが。

 

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