来年の6月、ベトナム人に貸している寮を壊し、一帯を何か牛窓に役立つようなものにしたいと思っている。その土地を手に入れるときに、どう見ても利用できない荒れ地も一緒に買わされたのだが、今となってはそれがよかった。古民家を壊せばかなりの広場になるから。
 ただ、イノシシが出没するくらいの荒れ地だけあって、笹が生え放題。シルバーの方に刈ってもらったが、土からのぞいている無数の茎で足の裏が歩くと痛い。そこで娘が軽量の耕運機を買って耕したのだがうまくいかない。不具合がある機械なのかと思って、買ったアマゾンに連絡すると、製造会社から連絡がきた。それが本当に奇遇で、我が家から20分くらいで行けるところ、岡山市の東のはずれに製造工場があった。まさにそこで作った製品を、東日本の農機具会社が販売しているらしい。本来なら東日本の会社から修理に来てくれるそうだが、住所があまりにも近いので製造会社から直接来てくれることになった。
 僕は応対しなかったが、2時間後くらいには来てくれて、実際に荒れ地で耕運機を使って点検してくれた。機械に問題はなく、使い方が悪かったみたいで、その親切な応対に娘は喜んでいた。ついでを言うと、その工場で働く一人の女性が漢方薬を取りに来ているらしい。なんていう奇遇だろう。
 跡地利用として企画していることが、行政の壁で何度もとん挫しそうになりながら、何とか進んでいるが、今回の企ての中で、初めての良い風が吹いた。そよ風くらいの追い風だが、気持ちを落ち着かせてくれる、さわやかな風だった。世間に吹く風も冷たいものばかりではなかった。

 

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