2021-02-18 無断欠席 年に2回開催される瀬戸内市の国保委員会には必ず出席していたが、前回はちょうどその日その時に県外から漢方薬の相談に来ると言う連絡があり、会議を欠席した。 申し訳ないから半年後の今月の日時は、連絡を受けてからカレンダーにさっそく書き込み、すべてに優先して出席することにしていた。遠路はるばるの方にもその日その時は避けてもらうつもりだった。 だからカレンダーは時々見る癖をつけて、万全の心構えをしていた。そして当日の夕方一本の電話がかかってきた。「先生、体調がお悪いんですか?今日国保委員会に来られなかったので心配になってお電話差し上げました」 完全に頭から抜け落ちていた。もちろん言われた瞬間にはその日その時が一瞬にして蘇ったが、言われてみると数日前からノーマークだった。それまではいかにも目に留まるように印をつけていたカレンダーを毎日のように意識してみる習慣をつけていたのに、たった数日、意識が飛んでいたために欠席、それも無断欠席をしてしまった。 年末にあることを、それも全く意識が飛んで、無断で欠席したことがある。そのことに気が付いたのが、1か月後くらいだった。それに懲りて今回は綿密に作戦を立てていたのにまたやらかしてしまった。 今日送られてきたある医学情報を読んでいたら、60歳代で5割くらい痴呆予備軍がいるらしい。僕もその5割に入っているかもしれないので、判定基準を見てみた。すると運よく、ほとんどの項目に合致しない。だが数ある中でたった一つだけ当てはまることがあった。服を着替えない。 僕は汚れない限り着替えない。これは学生時代からの習慣だ。もっと言えば破れて着れない限り次を買わない。僕は環境問題にナーバスではないが、ここだけは協力できている。