人情

古賀茂明「不適格だった菅首相の痛々しさ」

 最近はパソコン作業でも、すぐにあきらめないで、ほんの少々挑戦してみることにした。従来なら、手に負えないとわかった瞬間、即電話を取り漢方問屋の専務にSOSをだしていた。
 専務に我が家には若夫婦がいるのにどうして頼まないんですかと問われたことがあるが「頼むたびに嫌な顔をされしぶしぶやってくれる」から頼まないと答えている。専務は苦笑していたが、いやな顔をされてまで頭を下げたくないのが人情だろう。家族と言う名のベールで隠さなければならない汚点はおそらくどの家庭でも溢れている。
 最近、お気に入りの記事やユーチューブをブログの僕の文章の下に貼り付けている。僕一人が読むにはもったいないくらいためになることが書いている文章や動画をなるべく紹介したいからだ。権力や金を持っている人のみが世を謳歌できる仕組みが完成して、それ以外の圧倒的多数がぎりぎりの生活を余儀なくされている。まるでヨーロッパの王朝時代か日本の江戸時代かだ。無気力にまるで家畜のように働かされ、死なない程度の賃金を与えられ、それがまた選挙で自分とは真反対の人間に投票する愚を強いられている。いつまでも浮かぶことができない人々を溢れさせたくない。選挙と言うもので状況をひっくり返すことができるのに、そこでまた愚かにも自分の首を絞める。生活が苦しくなると、まともな判断もできないらしい。もっとも生活があまりにも豊かになって同じようにまともに判断ができない人も多いが。