メール

 巡り巡って昨日頂いたメールだ。何のことはない、毎週日曜日にお会いしている金神父様から発信されたもので、その神父様は韓国にいるシスターから頂いたものだそうだ。それ以前は分からない。そのシスターが始まりかもしれない。頑張って、頑張って心も身体も傷ついた人達を幾人も通過して届けられたものと思う。許すことが苦手な上に、許されることも苦手になってしまった頑張りすぎ病がはびこるこの国で、多くを体験することも許されずに、ひたすら与えられた課題だけと格闘する若者達に特に読んで欲しい。

『わたしたちの美しさとは?』
1.期待した分が満たされなかったとしてじれったく思わないでください。 信頼と希望をもって最善をつくしたそこまでがわたしたちの限界で、それがわたしたちの美しさです。 2.だれかを愛しながらもっと愛することができなかっとして気を揉まないでください。 こころをつくして愛したそこまでがわたしたちの限界で、それがわたしたちの美しさです。 3.今、悩んでいるならばもっとたくさんの涙がながせないとして自分を責めないでください。わたしたちが流した涙、そこまでがわたしたちの限界で、それがわたしたちの美しさです。    4.誰かを完全に赦せないとして恥じと思わないでください。 胸を痛めながらゆるしを思ったそこまでがわたしたちの限界で、それがわたしたちの美しさです。 5.すべての欲望をすてることができないとして苦しまないでください。毎日、こころを空にしながら苦しんでいたならばそこまでがわたしたちの限界で、それがわたしたちの美しさです。 6.もっとはやく走ることができないとして自分の歩きを責めないでください。自分の姿、そのままで最善をつくして歩くそこまでがわたしたちの限界で、それがわたしたちの美しさです。 7.世のすべての花と花びらはもっと美しく咲くことができなかったとして苛立ったりしません。 自分の名をもって咲いたそこまでがわたしたちの限界で、それがわたしたちの美しさです。

「自分の限界が見えてきたらそこまで果たすことができたことに感謝しましょう。自分の限界に気づいたことからわたしたちの信仰が始まり、そこからお委ねすることもできるからです。日々、光のところを先に見ましょう。金神父」