なにかを解決する為に、何かを引きうけてしまうことは往々にしてあることですね。 エネルギーの保存則に似ているかもしれませんね。古来からの教えにも通ずるところ があります。なにかを得るためには何かを棄てなければならないときもあります。積極的な行動においておや。 母と今日は里に行きました。車からの眺めに年老いた母も色々感想を述べていました が、一つとても興味を持った光景に出くわしました。なにでもない通常よくみかける光景 なのでしょうが、もう随分前に卒業した光景だから、縁遠い光景でした。まるで遠景を眺めているよう でした。 小さな自転車に乗ったおそらく小学低学年の男の子が、野球のユニホームを着て懸命に車の前を走っていたのです。少年野球に行く途中でしょう。もうその光景の中に入りこむｊ権利はありません。遠い記憶の片隅に、息子や娘と過ごしたあの頃をしまっていました。それを取り出すこともなく、懸命に毎日を過ごしていました。もうあの頃は帰ってはきません。擬似体験も出来ません。写真を撮るのが極端に嫌いだった僕には、思い出す術も多くありません。前ばかりみていました。振りかえることはほとんどしませんでした。今日の少年の自転車を懸命に漕ぐ姿で少しだけセンチメンタルになりました。 今を大切に。 栄町ヤマト薬局
