粗食

・・・・・・・・・・・・・規則正しく粗食で過ごす分には落ち込むほど腸が暴れることは少なくなっているので、
有り難い限りです。
それでは次回分の送付をよろしくお願いいたします。
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    現代人の粗食は、昭和初期までの人に比べれば贅沢ですから、健康の上でもちょうどいいのかもしれませんね。僕もどちらかと言うと貴女の部類に近いかもしれません。今日は贅沢をするぞと意気込んで岡山に行っても、入るのはセルフのうどん店で、何十年通っています。と言っても年に2回くらいですが。
 そもそもどんな高級料理を食べても胃袋に入れば同じだと言う冷めた哲学があるので、食事で感激などしないのです。大学生活の5年間、米に塩をかけて食べていた日が多くて、カップラーメンがおかずにあったりしたら幸せでした。だから今僕の毎日の食生活は、健康の糧以外の意味はないのです。美味しいものを食べに行ったりしなくても、毎日来てくれる多くの患者さんと取るに足りない話をして、その方々が笑顔で帰っていってくれれば最高のご馳走です。きれいごとではなく、幼い時に漁師のおじさんたちと、この辺りの子供は接することが多くて、漁師特有の笑いの文化を身につけている人が多いのです。
 「板切れ一枚下は地獄」で毎日生きている人達の冗談は、吉本新喜劇なんかよりはるかに面白いです。確か貴女には観劇の趣味があったと記憶していますが、きっとそちらから心の栄養素は摂れているのでしょうね。今作りましたから今日発送します。

https://www.youtube.com/watch?v=DGKpjElIBss