調子

 余り調子に乗っていると、しっぺ返しを食らう。もうほとんど記憶から消えそうだが、どこかの国の掃除大臣の話ではない。そんな高尚な話ではなく、僕の貧弱な筋肉の話。
 やっていれば慣れると言う助言を頼りにやっていたら、やっぱり慣れた。毎日の草抜きで、毎日の筋肉痛。これが慣れるのかと疑いながら1年以上、やっぱり助言通りのことが起こり、筋肉痛で不愉快な日がなくなった。
 調子に乗って毎日2時間近くその手のことに時間を費やしていたが、やり過ぎに関しての助言はもらっていなかった。助言の前に結果。「いてえ~」
 雨が程よく降り、「草を抜いて頂戴」とばかりに土が言い、草が言う。耳を澄まして早朝から励んでいたら、「いてえのなんのってえの」昔に戻った。ああ、以前はこんなんだったんだと、後悔ばかり。ただ草の勢いは増すばかり。向こうの体調は抜群と見た。一雨で景色が変わる。我が身かわいさに傍観していたが、放っておいては野となり山となり。懸命に漢方薬と鎮痛薬とストレッチで元に戻した(と思う)
 どうすりゃあいいんだと、やけ気味になり今朝挑戦したら、1時間コースは問題なし。梅雨こそわが命。限界を超えないように、頑張り過ぎないようにと自制する決意。
 僕ら世代の命題は、絶対に壊さないこと。特に我が身を。壊したら、そもそも少ししか残っていないものさえ失ってしまう。

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