警告音

 今日あの時、僕は誰に助けられたのだろう。
 スーパーの駐車場に設置している自動販売機で缶コーヒーを買った。取っ手を強くひき飲み口を開けるタイプのものだったが、缶が熱かったことと爪を切ったばかりで引っかかりが悪くて開けるのに手間取った。そして片手に持ち一口口に入れ車をバックさせようとした。その時警告音が鳴った。当然ブレーキをかけたのだが、車を動かす時には後方を写す画像には人影は写っていなかった(はずだ)。とその時僕の車の横に突然老婆が現れた。腰が二重に曲がっている老婆で、杖をついていた。そうか、二重で小柄だから映像には大きく写らなかったのだ。恐らくコーヒー片手で集中していなかったから見落としてしまったのだ。
 年齢とともに、急発進などしなくなっていたのも幸いした。恐らく老婆は何の恐怖感も味わっていないと思う。
 このようなことは車の運転をしていたら避けられないかもしれないが、いや年とともに増えてくるのだろうが、今日もまた守っていただいたような気がする。後方の障害物を警告する技術を開発した研究員に、いやいや今回も含めてすべてキリストに。
 特にフラッシュバックする悪夢に苦しむこともあるが、一生誰をも気付つけないでと願い祈るのは技術者に向かってではない。ひざまづき十字を切る対象は一人しかいない。

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