予感

 そのローカルニュースを見て、なんとなく嫌な予感がしたが、案の定、当たってしまった。
 本土から5分で、フェリーを使えば着くのが前島だ。土地が肥えていて今でも農業が盛んだが、さすがに島とあって徐々に住人が減ってきた。フェリーの運航に多額の経費が必要だから、色々策を練って島民以外にも乗ってもらおうとしている。その施策のうちの一つが、牡蠣を炭火で焼いて食べる「牡蠣小屋」の開設だ。冬の間だけ開かれるが、従来は食べたくなってフェリーで渡れば、ほぼほぼ待つことなく席に着けた。職員の人が勢いよく起こした炭火で焼いて食べるのは格別おいしい。後片付けしなくてもいいのも魅力だ。
 来週の日曜日、ドッグランの外周に積もった枯れ葉を片付けに来てくれる7人のベトナム人を牡蠣小屋に案内しようと思い電話したら、案の定予約で埋まっていた。なんと既に2月もすべて埋まっているらしくて、諦めざるを得ない。ただし、頑張っているフェリーの職員の方々の苦労をよく知っているから、テレビ取材後のあまりにも大きな反響に、部外者の僕もうれしくて、そのことを電話の向こうの女性スタッフに伝えた。名前を名乗ったから僕を知っている人だろうが、僕が好評を喜んでいることを喜んでくれた。声が急に明るくなった。
 ただ僕としたらまたもや、自前で焼かなければならなくなった。師走にバーベキューをした時でさえ、寒かったのだから、この一番寒い時期にやるのは出来れば避けたかった。牡蠣小屋を勘定に入れていたから、結構楽観視していたのだが。つくづく早押しには慣れていない。

 

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