恐怖感

 そのニュースを見てすぐに僕は場所が浮かんだ。おそらく2度か3度は通ったことがある道で、そのたびに若干の恐怖感はあった。だからかなり慎重に運転したし、場合にとってはすれ違う車をこちらが徐行することによって、安全にやり過ごした。
 もう一つ、もう30年以上になるか、ある老人を応対していて、娘を川への転落事故で亡くしたと言う話を聞いた。まさに今回の事故と同じ道で、数百メートル下流に当たるところだ。ごく普通に出勤していた道中での事故だったらしいが、その男性は完全には受け入れられないみたいで、無念さが話の間の度ににじみ出ていた。
 片側が川、それも急な土手或いは、護岸だけで、ハンドル操作を誤れば何にも遮られることなく川に転落するような道路は意外と多い。僕がしばしば利用する、バイパスを下りて岡山の中心部に向かう近道がまさにそうだ。大回りして安全な道を通ることは出来るのだけれど、信号も少なく、交通量が少ないからどうしても利用してしまう。ただ今回の事故のようなことはいつ起こっても不思議ではない場所だ。
 今回の報道の事故現場との違いは、中心部に近いだけあってさすがにスピードを出すチャンスがない。せいぜい40㎞位だろうか。それに引き換え、今回の事故現場の道路は、交通量が極端に少ないからスピードは60㎞位でみなさん走るのではないか。おそらくそれが事故を招いてしまう原因だと思う。
 もうこれで行政もさすがに腰を上げなければならないだろう。ガードレールを作るだけで救える命だ。汚リンピックや汚部の葬式などに無駄遣いせずに、国民の命を守るべきだ。おそらく同じような条件の道路は、日本中にはごまんとあるはずだから。

 

安倍晋三のダメ国葬で支持率更に低下。岸田内閣の支持率を下げている本当の問題。日本人の心を傷つけ、国体を破壊している以上戻らない。安冨歩東大教授。一月万冊 - YouTube