朝顔

 僕の知識や経験で言うと、朝顔は、夏休み、立てられた棒に蔓を巻き付かせて上へ上へのびる、朝、花が咲く、花は青か赤・・・くらいなものだ。だから昨日見つけた花が朝顔かどうかわからなかった。何せ僕の知識にはなかった土の上に咲く朝顔だったのだから。土の上を這うように蔓が伸び葉っぱが付き、2つの花が咲いていた。草刈りをしていたのだが、さすがにその花は刈らなかった。
 花の知識は全くないから、朝顔のようであるが決定打はない。ひょっとしたら昼近くに見つけたから昼顔と言うもの?などと考えていたら妙案が浮かんだ。夕方また来てみればわかると気が付いたのだ。もしその時点で咲いていたら少なくとも朝顔ではない。
 夕方クレープの店を娘たちが閉じてから見に行ってみると、花が見つからなかった。およその見当はつくから近づかなくても見つけられるのだが、結局見つけられなかった。やはり朝顔だったのだ。念を入れるために再度今朝確認したら、きれいな花が2つまた咲いていた。その気になって探してみたら、他に3か所同じ青色の朝顔を見つけた。不思議と3か所ともたった一つしか咲いていなかった。
 いったいどこから種がやってきたのだろう。朝顔に野生があるのだろうか。種から植えて夏休みの宿題のテーマに何度かした記憶があるから、野生のものがあるとしたら意外だ。 

 

 

菅前首相の“絶賛弔辞”コピペ疑惑で赤っ恥 「前提すっ飛ばしなら一種の剽窃」と識者バッサリ
安倍元首相の「国葬」強行から1週間。友人代表として参列した菅前首相の弔辞がいまだに話題を集めている。なぜか? 流用疑惑が浮上し、大炎上しているからだ。元ネタは、あろうことか故人が指南役の逝去にあたって寄せた追悼メッセージ。第2次安倍政権以降、広島・長崎の平和祈念式などであいさつの使い回しが常態化しているが、お悔やみまでコピペとは……。
菅前首相の弔辞をめぐる疑惑を報じたのは、ニュースサイト「リテラ」。〈菅義偉国葬弔辞で美談に仕立てた「山縣有朋の歌」は使い回しだった! 当の安倍晋三JR東海葛西敬之会長の追悼で使ったネタを〉(1日配信)と題した記事で、流用の可能性を指摘した。
高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。
「ア然としています。菅前首相は遺影に向かって『歩みをともにした者として』と語りかけていましたよね。いわば盟友の安倍元首相が恩人を偲んで引用した句だと知らなかったのでしょうか? 前提をすっ飛ばして、あたかもオリジナルであるかのように振る舞っていたのだとしたら、一種の剽窃です」
問題の箇所は弔辞の締めくくり部分。やや長いが再録する。
衆議院第1議員会館、1212号室の、あなたの机には、読みかけの本が1冊、ありました。岡義武著「山県有朋」です。ここまで読んだ、という、最後のページは、端を折ってありました。そしてそのページには、マーカーペンで、線を引いたところがありました。印をつけた箇所にあったのは、いみじくも、山県有朋が、長年の盟友、伊藤博文に先立たれ、故人を偲んで詠んだ歌でありました。総理、いま、この歌くらい、私自身の思いをよく詠んだ一首はありません。
かたりあひて尽しゝ人は先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむ
深い哀しみと、寂しさを覚えます。総理、本当に、ありがとうございました。どうか安らかに、お休みください〉
安倍元首相は誤字脱字を頻発しながらも…
今年5月末、安倍元首相の後ろ盾だったJR東海名誉会長の葛西敬之氏が死去。葬儀に参列した安倍元首相は、その2日後にあたる6月17日、フェイスブックにこうつづっていた。
〈国士という言葉が最も相応しい方でした。失意の時も支えて頂きました。葛西さんが最も評価する明治の元勲は山縣有朋。好敵手伊藤博文の死に際して彼は次の歌を残しています。
「かたりあひて尽しゝ人は先だちぬ今より後の世をいかにせむ」
葛西さんのご高見に接することができないと思うと本当に寂しい思いです。葛西名誉会長のご冥福を心からお祈りします〉
凶弾に倒れる3週間前の書き込みだ。菅前首相は「読みかけの本」と言ったが、財界の大恩人への追悼文を斜め読みでまとめるだろうか。いくら安倍元首相でもそんな不義理はしないだろう。読み返したとみるのが自然だ。2015年1月12日のフェイスブックにはページを開いた「山県有朋─明治日本の象徴─」の写真をアップ。こう書いていた。
〈週末三連休、一昨日はゴルフ、昨日はお墓参り。河口湖の山荘でゆっくと過ごしました。その間、読みかけの「岡義武著・山縣有朋。明治日本の象徴」を読了しました。知人から進められ手に取ったものです〉
安倍元首相の発言によると、「知人」とは葛西氏を指すようだ。誤字脱字を頻発しながら、くだんの句「かたりあひて~」を引用。〈本心だった様に思います〉と結んでいた。おそらく7年以上前に読み終えていたのだろう。
「8年8カ月のアベ政治は嘘にまみれたハリボテだった。この国のレベル、儀礼にふさわしい弔辞だったかもしれません」(五野井郁夫氏)
ある意味、集大成か。大絶賛が一転、菅前首相は赤っ恥だ。

 

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