手旗信号

 一昨日の夜、急に電話が通じなくなった。薬局で電話が使えないのは致命的だから、朝が来るのを待ってNTTに修理依頼をしようとした。ところが、最近は地域の電話局の電話番号がどこにも載っていない。コールセンターなる所にかけることになるのだが、これが実は効率が悪くて、他の業種で何度も経験済みだが、滅多につながらない。何度も何度も電話してみて、余程運が良ければつながる。
 案の定、インターネットで調べたコールセンターにかけて、ガイダンス通りにしても繋がらない。相手の音声に合わせて、はいかいいえで指示された番号を押して行くのだが、そのガイダンスに従ってやるべきことが意外と難しくて途中で脱落した。
 これではいくら時間が経っても修理の依頼すらできないと思って、一番近い西大寺の営業所に直接行って修理を依頼することにした。丁度出かけようとしているタイミングで、なんとNTTから電話が入った。さっき途中であきらめて電話を勝手に切ったのに、どうして返事の電話がかかってきたのだろうと思ったら、着信があったのでかけなおしてくれたそうだ。何のメッセージも残していないのに。本当に救われる思いがした。
 その後技術者が来て直してくれたのだが、彼が教えてくれたところによると、地域のNTTの事務所の受け付けは廃止されてどこにもないらしい。コールセンターで一括に受けて、それを最寄りの事業所にヒードバックしているらしい。だから僕みたいに時代から取り残されている人はとても困っているみたいで、音声ガイダンスも脱落者が多いらしい。
 時代遅れには随分と暮らしにくくなっている。コンピューターが始まってから結構多くの救済処置が残されていて、別段乗り遅れても困らなかったが、スマフォが普及してから急速に切り捨てられているような気がする。電話の故障にも就いていけないのだから、こうなればハトに頼るか、のろしを上げるか、手旗信号だ。

 

活動家・仁藤夢乃氏、射殺された安倍氏は〝自業自得〟と主張 参院選での「女性の権利」軽視にも怒り
活動家の仁藤夢乃氏が8日深夜、自身の公式ツイッターを更新。同日に自民党安倍晋三元首相が奈良市内で演説中に銃撃され死去した安倍晋三元首相に対し、「今回のような事件が起こりうる社会を作ってきたのはまさに安倍政治」と厳しく非難した。
一般社団法人Colaboの代表として、少女たちの支援活動を行っている仁藤氏は「暴力を許さず抵抗する活動を私も続けているが、今回のような事件が起こりうる社会を作ってきたのはまさに安倍政治であって、自民党政権ではないか」と、事件の原因は安倍氏自身にあるとの持論を展開。「敵を作り、排他主義で、都合の悪いことは隠して口封じをし、それを苦にして自死した人がいても自身の暴力性に向き合わなかったことはなくならない」と厳しく指摘した。
さらに「立場にある人を追いやり、たくさんの人を死にまで追い詰める政治を続けてきた責任は変わらない。『誰の命も等しく大切』と多くの人が言う今、人の命の重さは等しくないんだなと感じさせられてしまう」とも発言。「参議院選ではそういう社会を変えるために活動する人や政党に投票したいが、どの政党も女の人権は後回し。家やお金や頼れるつながりがなく、賃金も安く社会構造の中で性売買に追いやられる女性の人権より、女の性を商品化する業者や買う側の『権利』を守ろうとする人が複数の野党から出ていて絶望する」と、10日投開票の参院選で女性の人権が軽視されてるとの思いをつづり、苦言を呈した。
仁藤氏は2011年5月に、明治学院大学在学中に学生団体「Colabo」を結成。15年1月には第30期東京都青少年問題協議会委員に就任した。19年にはフォーブスの「30 UNDER 30 Asia」の(社会起業家部門に選出された。実妹は元AKB48・仁藤萌乃