去年あたりから、大雨になると薬局の東角に滝のように水が落ちてくる。民家のような造ではないので、2階の屋根と言っても結構高い。そこの樋から溢れた水が落ちてくるのだから、結構大きな音もするし、運悪くその下を通る人がいたら足元を濡らす。
 業者に頼んでいたのに一向に見に来てくれない。なんでも高所作業車を手配しなければならなくて、そのレンタル料が5万円以上かかると見積もりをくれていた。素人には手が出ない所だから仕方ないと受け入れていたが、その段取りの悪さに救われた。
 と言うのは一昨日、ドッグパークになんと高所作業車がやってきたのだ。偶然僕がそれを見つけて、ついでに屋根の樋を見てくれないかと頼んでみた。高所作業車は電気屋さんが手配していたみたいだが、二つ返事で引き受けてくれた。予定の仕事を澄ますとやってきてくれて、薬局の目の前で器用に機械を操作しながら、民家なら3階に当たるあたりまで上昇し樋のつまりを見てくれた。なんだか泥みたいなものが詰まっていて、それでオーバーフローすることが分かり取り除いてくれた。
 親切に気持ちばかりのお礼をしたが、一つ発見したことがある。高所作業を安全にするために、4か所を空気圧?で車体ごと持ち上げるのだ。タイヤは地面から離れ4本の支柱で支えられ浮いている状態になる。ああ、これで安定して安全に作業が出来るんだと、まるで幼い子供のような発見をした。こんなに至近距離から作業を眺めるようなことはないので、老いた好奇心が一つ開花した。
車が宙に浮く。こんな言葉が自然に頭に浮かぶようなたわいもない感動。事象一つ一つに種もあり、花も咲く。

 

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