風邪

 今朝の毎日新聞で、「いつもと違う風邪を引いたかな」と思ったらオミクロンに感染したと考えればいいとあるお医者さんが答えていて、用いる薬は市販の解熱剤でいいと書いていた。
 こんなことは僕の薬局では当たり前の話で、インフルエンザもこの方法で対処している人が多い。ただし、インフルエンザで僕の所に来る方には必ずあるドリンクを出す。と言うのはその人たちは仕事を休めないか、あるいは1日でも早く復活して仕事をしたい人、しなければならない人だからだ。
 その栄養剤、時に経済的に余裕のある人にはその上にある漢方薬を加えるが、があれば、治らなかった人の経験がない。もっともインフルエンザでも放っておいてもいずれは治るのだから、ありがたみは本人しか分からないが。
 インフルエンザワクチンを打っていても3日高熱が出るのが2日で済むというくらいの効果だから、たいしてありがたいことではない。なぜならあの栄養剤をうまく用いれば半日で治ったり、1日で治ったりするのだから。要は体力をつければ治るのだ。
 僕が毎日のようにお願いしている「早寝遅起き」こそ冬を元気にやり過ごせる必須条件だと思う。何十年も前から、風邪やインフルエンザにかかりにくい漢方薬を作ってと頼まれ、今では多くの人が利用してくれているが、漢方薬にはウイルスに効果がある薬草があり、敵を選ばない。何型でもいいのだ。世界中から何十兆円もかき集めることに成功した製薬会社より路傍に咲く草のほうがよほど誠実だ。
 風邪薬3号と言う薬局製剤は、結構古典処方だが、役に立つ。市販の解熱剤でいいというくらいだから、よほどオミクロンにも効くだろう。岡山県も感染者が激増で、もはやウイルスはそこかしこに漂っているだろう。僕の薬局にも風邪をひいて風邪薬3号を取りに来る人が増えた。調べればオミクロン感染者の人もういるだろうが、何十年も風邪を自分で治してきた人たちだから、あまり心配していない。毎年繰り返してきたことをやっているだけだ。風邪はひくもの移すもの。そうしてみんな免疫を獲得し元気になる。
 昔ある馬鹿が「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と言って巨万の富を築いたが、そうして戦争も原発も裏切られた。コロナもひょっとしたら同じ?

 

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