山河

 東京に出ていって、もうどれくらになるのだろう。描いていた夢はもうとっくに破れていて、今は何を目的に何をして過ごしているのかわからない。
 話の中で知りえたことは、沢山の薬を飲んでいること。そのせいで体重がすさまじく増えたこと。めったに出歩くことはなく、ひきこもっている時間が圧倒的に多いこと。それに加えて、見るからにしんどそう。
 これだけの情報で、この若い女性が幸せで健康だとは思えない。
 そこで「もう牛窓に帰ってきたら」と言うと、帰ってこられない理由が「交通の便がいいから」と言うたった一つのことだった。確かに免許を持っていない彼女にとって、便数が少ない田舎のバスが移動手段だったら不便だろう。
 心を患いひきこもり気味なのに移動手段が一番重要と言う理由がよくわからないが、極度の濃密度の人間の群れの中で、心を患うことのほうがより重大なテーマだと思うのだが、東京幻想から抜け出られないのだろう。
 どう見ても人が苦手そうな彼女が、東京に出ていかなければならなかった当時の理由はよくわかるが、心の不調をきたしてまで頑張れるところではない。
 おりしもこの不況で生活も苦しくなっているみたいだから「牛窓に帰って、お百姓をしろ」と言うと、母親も本人も否定しなかった。畑をたくさん持っているお家だから、荒らさずに綺麗にしてほしいのは、多くの町民の願いだが、ひょっとしたら、生きていくために農業に復帰しなければならない人が意外と出てくるかもしれない。もしそうなら、この国が健全な国に変わるチャンス、まさに不幸中の幸いになるかもしれない。
 国破れても山河が守ってくれる。

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札幌・北警察署は17日、酒気帯び運転の疑いで札幌市北区に住むカザフスタン国籍の男(33)を現行犯逮捕しました。警察によりますと、男は17日午後10時半ごろ、札幌市北区新川4条5丁目付近で、酒気を帯びた状態で車を運転した疑いがもたれています。パトロール中の警察官が男の運転する車を見つけ職務質問をし、アルコール検査をしたところ、呼気から基準値の2倍を超えるアルコールが検出されました。男はほとんど日本語が話せず、ロシア語の通訳を介して「やっていません」と容疑を否認しています。警察は、男が日本での運転免許証を所持しているかどうかや、どこで飲酒したかなど、事件の経緯を調べています。

こんなやつと事故を起こしたら、どうやって保証してもらうんだ。汚部をはじめとする痔見ん党がこんなやつらを連れてきた。