受け売り

 毎日新聞世論調査で面白いことがあった。なるほどなと思わせる内容だった。もちろん僕の力量ではそんなことを見つけることは出来ない。一月万冊の受け売りを共有したい。
 カス内閣の不支持が支持を上回ったって内容だが、携帯電話と固定電話では結構傾向が違っているらしい。両方を足した支持率が表紙を飾っているらしいが、実際には両者の違いは鮮明で、固定電話の回答は、かなりの確率でカスを評価していない。それとは反対に、携帯電話の答えはカスや痔見ん党の評価が、そこまで悪くない。
世代間の差が鮮明なのだそうだ。
 僕などその筆頭だが、携帯電話を持ったことがないから、世論調査に答える機会は、家に電話がかかってくることしかない。僕ら世代はその後の人生をどのように過ごしたかで嘗ての価値観を持続しているかどうかは別として、あからさまな権力を拒む原体験を持っている。体の隅に残り火のように灯し続けている人が多いことに驚いたし安堵もした。
 なんと政党支持別では、僕ら世代は立憲民主党共産党を合わせると、自民党支持者を上回るらしい。安富先生が笑いながら、「携帯電話を禁止にしたら今すぐ政権交代が起こる」と言われていた。なんて高級な面白い話。思わずパソコンの前で大笑いした。
 ちなみに僕はこの二つの政党の支持者ではない。痔見ん党に入れる間には、共産党立憲民主党に入れるが、前回かられいわ新選組に入れている。若者の貧困を、アジアの低賃金労働者を入れることで促進してきた痔見ん党に退場してほしいからだ。日本人の雇用を守らずにどうしてアジアの人間を豊か(3年働いて国に帰れば家が建つ)にしなければならないのだ。これを言っている政党はれいわ新選組だけだ。企業が低賃金で働かせるアジアの人間に、日本人の賃金も合わせられる、こんなことが進んでいることに気が付いているのはれいわ新選組だけだ。
 汚部がいた間ずっと日本人の賃金が下がっているのに、スカでまた下がる。優遇されているはずの高齢者が、実は汚部やスカを嫌悪し、搾取されている若者が受け入れている。受け身で育った世代が自爆している。哀れなものだ。