僕が買い物をするのは、特に食べ物においては、数種類しかない。だから実際の動向は分からないが、やたら「ひと月万冊」で「値上がり」に気をつけろと教えてもらうので、それを共有しておいた方がいいと思った。家計簿をつけている人にはわかるらしいが、漫然と買い物をしている人は、徐々に、いや急激に上がっている物の値段に気が付かないまま、従来通りの消費活動をしているらしい。
今値上げラッシュが起こっている大きな原因はやはりコロナらしい。世界中の４割くらいの部品の生産が現在東南アジアで行われているから、大は鉄鋼、車、給湯器から、小は、服や鶏肉、小麦まで、かなりの品種に及んでいる。専門家の安富先生曰く「すべてのもとになる鉄がこんなに値上がったらあかんやろ！」
上先生によると今度の冬が最大のコロナの山になるみたいだから、あと１年くらいはモノ不足の時代、それにまつわる値上げラッシュの時代が続くらしい。給料は減るのにモノの値段が上がるという最悪の状態になるらしい。
あまり日本人が経験したことがない経済環境になるみたいだ。今度こそは低所得者層が痔見ん党を支持すると言うバカみたいな行動から目が覚めて、痔見ん党や金平党に反乱するだろうと言われていたが、僕はそうは思えない。ニュースでは痔見ん党しかクローズアップされないから、馬鹿な国民はまた同じ轍を踏む。金持ちのための痔見ん党を貧乏人が支持する、なにがあっても、所詮その程度の知性なのだ。
昨夜のユーチューブでも安富先生は「今のうちに小麦買っとこ。玄米買っとこ。ミルク買っとこ。車買っとこ・・・・」と言われていたが、先生のまるでジョークのような話し方が現実にならないことを祈っている。
