自由

「おはようございます!相談再開しました!すぐに切り替えられるように設定しましたので、いつでもお気になさらないでおっしゃってください。先生が一番良いコンディションでお仕事をされることを、陰ながら応援させていただいていることに感謝しています。」 

 体調に合わせて新規の相談を受けたり断ったりしていて、ホームページにその都度、休止や再開をアップしている。ただし、僕にはその作業がむつかしいので二人の方に依頼している。二人とも面倒だろうが毎回お願を聞いてもらっている。
 今回依頼したところ、冒頭のようなメールが返ってきた。あまりの丁寧さに恐縮してしまいそうだが、はたと気が付いた。僕はこのようなことを家族に言われたことがない。体調を気にしてくれるのは、この二人と税理士の先生と・・・時に僕の患者さん。
 人生とはこんなもの、家庭とはこんなもの。後ろ髪をひかれるようなものがどんどんと消えていく。これが究極の自由と言うものかもしれない。