後悔

「 たいていの運動は長寿に同程度の効果がある可能性を示唆する研究結果を、米アリゾナ州立大学のConnor Sheehan氏らが発表した。研究では、特に、バレーボールやストレッチ、ウォーキングやエアロビクスなどのフィットネスが有効である可能性が示されたという。
 15種類の運動は、ウォーキング、ランニング、エアロビクス、ストレッチ、ウェイトリフティング、サイクリング、階段の昇降 野球、バスケットボール、バレーボール、サッカー、フットボール、水泳、テニス、ゴルフ」
 恐らくここで取り上げられていないスポーツも然りなのだろう。なぜなら意外だったのは、コンタクトスポーツの典型でもあるフットボールで、あれだけ慢性外傷性脳症を起こすのに、死亡率を上げていないことだ。それに勝るとも劣らないものを得ていると言うことだろうか。あのムキムキの筋肉か。それも柔軟性まで備えたも筋肉か。
 「運動をすれば、誰でも健康面に同様のベネフィットが得られることが分かった。運動は、人々の健康増進の土台となるものだ」「今回の研究結果から導き出せる最善のアドバイスは、普段、楽しみながらやっている運動を、今後も継続していくべきだということだ。バレーボールよりもストレッチの方が苦手な人もいるだろうし、研究結果に合わせて無理に生活習慣を変える必要はない」
 今思えばバレーボールをやっていた30年間は本当に元気だった。笑いの天才がチームにいたおかげで恐らく普通の方の数十倍は笑っていたと思う。心身ともに元気な30年だった。しかし楽しみ過ぎたおつりで骨格系を傷めて、引退後は結構スリリングで不快な日々を送ることになったが後悔はしていない。また熱中しすぎて、他の知的な好奇心を発揮するチャンスをことごとく失ったように思うが、これも後悔していない。
 僕が人生で後悔しているのは、オートバイの免許を取らなかったこと、和太鼓のチームに入らなかったこと、ジャニーズのスカウトを断ったこと。