魔女の一撃

 一昨日の昼過ぎ、患者さんと応対中に一瞬にして魔女の一撃を受けた。必死の思いで2階まで上がったが結局、40時間近く階下には降りて来れなかった。この短文を仕上げて又2階にもどり「寝る」。分速数メートルくらいで、何も持たずには歩けない。柱や手すりや物にまで寄りかかりながら歩く始末だ。  思えば自信過剰だった。姪が驚くほど薄着で、寒い薬局の中で9時間くらい立ち続けだった。足も腰も背中も首も硬直しているのは感じていたが、数年間この持病を発症しなかったうぬぼれで油断してしまった。インフルエンザで寝込むのなら疲労困憊だからいくらでも寝られるが、ぎっくり腰だと痛みで頭がさえて、階下で仕事が出来ない歯がゆさでイライラしてくる。こうして次第に若夫婦に仕事が自然に手渡せるのだと、必死で言い聞かせて空しく過ぎる時間を恨んでいる。多くの人の電話に出ることができず、メールの返事もできないことを申し訳なく思うし、何より、ブログを開いて白紙だったことが申しわけなく思う。何でお詫びしようかと思うが、又一段とぎっくり腰の治し方が進歩した・・・くらいしかないのかな。今夜ブログが書けるかどうか分からないが、少しばかりお許しを。