黄色

 ロシア情報機関の元スパイが、2006年に亡命先のイギリス・ロンドンで放射性物質で毒殺された事件で、イギリスの独立調査委員会は21日、「プーチン大統領が、おそらく暗殺を承認していた」と結論づける報告書を発表した。    秘密警察上がりの人間が大統領になっている国ってどんな国なんだろう。その上、その実行犯が2人とも下院議員になっているというのだから、いったいどうなっているんだ。権力者を批判したら命を奪われる国って、今何時代を生きているんだ。日本で言うとせいぜい江戸時代までか。いやいや戦時中と同じか。  そう言えば、アホノミクスはプーチンとやたら馬が合うらしい。戦犯で死刑を免れた自分のおじいちゃんと重なって見えるのだろうか。国会答弁で、ちょっと批判されたら、まるで幼子のようにむきになって言い返すあの幼稚さに、国民は耐えられるのだろうか。やられたらやり返す。包容力のかけらもない人間が、虐げられた人たちのために何かを出来るわけがない。そもそもそういった人達を知らないから何も想像できないのだろう。大切に大切に、じいややばあやに育てられた人間が、国を引っ張るなんて出来るわけがない。足を引っ張るのが落ちだ。僕には単なる白人コンプレックスにしか見えない。僕らは黄色だ。