説得

 ・・・大学であまり人と前後に席を並べて受けなければならない授業が少ないので、しばらく自分がよくなったのかどうなのかわからなかったのですが、昨日試験を受けに行きました。三日前から朝昼晩と欠かさず薬を飲んでみたら、当日すごく調子が良くて、試験を受けている最中にはほとんどこれまでの病気のことを忘れて試験に励むことができました。後ろの人もほとんど鼻をすすっていなかったようです。この病気が自分が自分で作り出してしまった勘違いであるということ、まだ半信半疑なのですが、しかし、なかったと以前いただいたお手紙に書かれていたのでそう信じて試験を受けてみたら、すごく調子がよかったです・・・

   よかったですね。あなたみたいな未来がある人がこんな症状で日常の質を落としてしまってはもったいないです。こんな不本意な症状に悩まされつ続ける人生がどれだけ空しいでしょう。僕は多くの若者から毎日寄せられるメールを見ながらそう思っています。  もう一段症状が改善して、「気にもならなかった」ことを頻回に経験してくださると、僕の主張を完全に理解してくださると思います。がす漏れなんてあり得ないと説得することは僕はしません。説得で治った人など一人もいないからです。10年以上前まではそうしたことをやっていましたが、全て徒労だと気がつきました。以来、処方を完全に転換して「越えることが出来ない壁を越える漢方薬」を飲んで頂くことにしました。勿論お腹の処方も同時進行ですが、これらで今回あなたが2週間で体験してくださったような解放感を味わってもらえるようになったのです。  まだまだ過敏性腸症候群の情報は虚偽に満ちたものが横行しています。見るに耐えられないものも多いです。「過敏性腸症候群は治らないもの」の方が都合がいい人や業者が多いのだと思います。あなたが通っている大学は恐らくあなたが住んでいる地方では中心的な存在でしょう。多くのことを学び、多くのことを経験して、社会の役にたたなければなりません。お腹ごときであなたの存在を小さくしないでください。 ヤマト薬局