心配していた人が今日やってきた。明るい顔ではいって来たからほっとしたが、結果を聞くまでは心配だった。足の静脈瘤を漢方薬でお世話している女性が、検診で胃に穴が二つあいていると指摘された。胃酸が上がってくる自覚症状はあったらしい。これもついでに治してと言われたのだが、大きな病院に行くように指導されている人のお世話は出来ない。断わったがどうしてもと頼まれたので、ある薬を出した。そうすると自覚症状が収まってきたので、余計病院にいかないと言い出した。僕は悪い病気だったらよくないと思い、そのことを伝えた。悪い病気が、潰瘍の薬でマスク（隠される）されると発見が遅くなってしまう。僕はそのことを心配して受診を進めた。ついに重い腰を挙げて受診したらしい。そうすると潰瘍の後はあるがきれいな胃をしていると言われたらしい。正直、ほっとした。実は昨日薬剤師さんと心配していたところなのだ。心配の気持ちが届いたのか、今日来て下さった。まるで蘇ってくれた人のように嬉しかった。こちらの気持ちは当然届いてはいないが、おおらかはやはり健康の必要条件だ。
