日焼け

 今日、とても面白い経験をした。昼からはよく晴れて日差しが強かった。玉野市の深山公園で2時間歌った。フィリピン人の男性二人、女性二人、韓国人の神父様、それと僕。5人とも僕の子供たちの年令だ。年令も国籍も全くミスマッチ。飛び交う言葉が英語とタガログ語だから、サッパリ分からずにひたすら微笑んでいた。逃げ出したいくらい緊張感があったけれど、なんとか、最後まで留まれた。面白いのはその状況ではなく、フィリピンの人達が日焼けをとても気にするのだ。元々黒いから暑さには滅法強いのかと思ったら、太陽の下にはいかないのだ。日に焼けて黒くなるからと言う信じられないような理由で。僕は1日一分も日に当らない仕事をしているので、うれしくて炎天下にいたが、かれらは木陰を選んで太陽の動きに合わせて移動した。ところで、フィリピンの人達は英語をうまく喋る。なんでそんなに皆さん喋れるのと尋ねたら、中学校、高校、カレッジで習うと言っていた。僕だって習ったのだがサッパリ分からない。そう言うと、フィリピンの人は外国人を受け入れる、日本人は受け入れてくれないと言っていた。親しくなる度合いが違うのかと理解したのだが、その辺りはハッキリと聞き取れなかった。念の為に言うが、これは日本語での会話だ。結構彼らは日本語を理解してくれる。それと目上の人をとても尊重してくれる。だからこりもせず足を運ぶ。