虫唾

 殺された人間の周りには、何倍もの負傷者がいて、その周りにはまた何倍も身内を失った人がいて、これでイスラエルの首相は何故死刑にならないの。
 長崎の原爆式典にイスラエルを招かなかったのは当然だ。やっていることはロシアと同じだ。誰がこんな国と同席出来よう。
 以下の文章を見つけて読んでみると、ますます汚リンピックなどで浮かれている、いや儲けている人間たちと同時代を生きていることに虫唾が走る。もし自分が、マイサちゃんと同じ目に遭ったら、耐えられるのか?耐えなければならないのか?理不尽の極みをどうした精神状態で乗り切れと言うのだ。
 悔しい、本当に悔しい。この怒りを何にぶつければいいのだろう。

 

 

「大きくなったら、医者か経営者か先生になりたかった。目が見えなくなったいまはただ、死にたい」――パレスチナ人の少女マイサ・アル・ガンドゥールさん(14)は、家族で避難していたガザ地区の学校でイスラエル軍の攻撃を受け、失明した。
14歳のガザ住民、マイサ・アル・ガンドゥールさんは、7月26日のイスラエル軍の攻撃で視力を失うまで、大きな夢を抱いていた。マイサさんと9歳の妹、11歳の弟はガザ南部ハンユニスの避難所で、イスラエル軍の攻撃により、頭部を負傷した。3人はガザのナセル病院で治療を受けている。
ガザ住民、マイサさん(14)
「頭を負傷し、私は視力を失った。目はもう見えない。胸や腹、顔に爆弾の破片が刺さった。ここには薬がないので、別の病院へ移れるといいのだが。皆が私たちを見てくれるといいのだが。また目が見えるようになるといいのだが」
妹のヤラさんは顔と手に傷を負い、片目の視力も失った。
妹のヤラさん(9)
「こうなるまでは素敵だった。私たちは友達と遊び、学校に泊まったりもしていた。
 でも、ミサイルが2発撃ち込まれ、私たちはこんなふうになってしまった」

https://www.youtube.com/watch?v=6Gv4X1LhTxc