疑似体験

 この疑似体験はつらい。この時期、災害による多くの被害が伝わって来るが、思いもよらぬ内容に、恐らく似たような家族構成のお家は、想像しただけで胸が締め付けられるくらいつらかったのではないかと思う。
 もはや梅雨前線の被害は西日本から東北に移りつつある。九州や四国、つい最近までは中国地方が主戦場だったと思うが、今や東北だ。雪害には対応力がある所だろうが、雨に関しては土地そのものが対応できるようには出来ていないはずだ。だから一晩の雨でもあのレベルの災害に見舞われる。
 世の中汚リンピックの捏造された盛り上がりに浮かれているが、本当のヒーローが、救助に行った先で命を落とした。住人によると誠実な警官だったみたいで、それゆえに命をとして助けに向かったのだと思う。それにしても強靭な肉体を持っている青年にしても、歯が立たないのが自然の力なのだろう。溢れた川の水が、田の上の湖を作っただけのように見えたが、恐らく高きから低きに相当の速さで流れていたのだろう。夜と雨が重なり、それを目視出来なかったのだろう。
 返す返す残念だ。正義も勇気も負けたらいけないのだ。誰も後に続けなくなるから。そして何よりも、正義や勇気と引き換えに、家族を失うことに誰も本当は耐えられないのだ。

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