どうも再放送だったみたいだが、今までの心療内科や精神科の医師の印象を変えなければならないと思った。
心療内科の処方箋を持ってくる人は多いから、好奇心で診療風景を尋ねたりすることがある。本当にたまに「先生がよく話を聞いてくれる」と評価する患者がいるが、概ねその手の診療科の先生は、パソコンに向かってキーボードを打つだけで、顔も見てくれないと言うのが相場だ。
だから患者さんが漢方薬を求めてやってきた場合は、他の診療科よりこちらの罪悪感は少ない。むしろ何とか漢方薬で軽減できないだろうかと、一線を越えるのにためらいがなくなることが多い。
ただ今朝偶然『ぼくだからできること~美唄・全盲の精神科医の日々~』と言う番組を見ている途中から、「さすが、プロはすごい」と何度も心の中で思った。優しさが全面出でて、なんとしても患者を救おうとしているのが伝わって来る。単に薬だけで治そうなどとは思っていない。元々持ち合わせた優しさか、はたまた境遇がそうしたものを培ってくれたのか分からないが、心を病んだ人にはこれしかないだろうというような応対だ。
現代は、多くの医師が2世か3世だ。幼い時からエリート教育を受けている人が多いから、その対極にいるような多くの患者さんを目の当たりにする機会は少ないと思う。バックグラウンドも容易には想像できないと思う。だから自分の前に腰掛ける人は患者であっても人でない可能性もある。
朝のこの番組を多くの医師が見てくれただろうか。患者に見透かされるようでは本末転倒。医師はやはりかならず、この先生のように寄り添うべし。
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