車検から帰って来たばかりの妻の軽四に乗って岡山に行ってきた。道中で２度、ヒヤリとすることがあった。
神経質な僕だからほんの一瞬だと思うが、計器を見たのだと思うが、前の車とかなり接近した。警報が鳴る距離ではないが、僕にとっては警報級の距離だった。なんでこんなに急接近してしまったのだろうと自分の不注意に気を引き締めたのだが、そのうち車の特性に気が付いた。
今は廃車にして車を僕は所有していないが、ずっと乗っていた車は結構安全重視の大きな車だった。だからアクセルなども結構重くて、足をのせておくだけみたいなイメージではなく、如何にも動かすんだとばかりに踏み込んでいたように思う。だから結構長距離になると右足は疲れていた。
ところが今日気が付いたのだ。軽四、それも車検で整備されてすぐの車は、足の重さ程度の踏み込みで、十分動くのだ。力を少し入れれば思いのほかスピードが出て、例の急接近になったのだ。一瞬のよそ見で足のコントロールを乱して、アクセルを無意識のうちに踏み込んでいたのだろう。そう考えないと説明がつかない。
こういうのを車の性能がいいとは言えないと思う。バイパスを追い抜いていく軽四を、危ないなとか、度胸があるなとかの印象でかつては見送っていたが、何も無謀な運転を意図的にしていたのではないのではと、今日気が付いた。
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