情報交換

3か月前から下痢をしていて、病院で治療していた。病院が出している薬から類推するに、先生もひょっとしたら本人も過敏性腸症候群だと決めつけていたのかもしれない。
僕は1年前にコロナにかかっていること、訴えている内容が過敏性腸症候群に合わないと思ったので、コロナ後遺症の漢方薬を作って飲んでもらった。すると数日後に下痢は治ったけれど便秘気味になったと言うメールが来た。そこで普通はこちらが動揺して薬を止めてもらうのだろうが、僕が言ったのは「もともと便秘じゃないの!」だった。
今日2週間が経って再注文があり、その時に教えてもらったのだが、もともと3日に一度くらいウサギのうんちみたいなのが出る状態だったらしい。漢方薬は今ある異常を元に戻すことはできるが、さらなる理想に届かすには処方を変えなければならない。そのことをこの方も分かってくれた。そして何よりも下痢がこんなに早く治ったことを評価してくれた。
その他の体調についての相談があったが、「湿熱があると思う」などと専門家が使う単語が出てくる。そこで「1日中病気の勉強ばかりインターネットでしとるんじゃろう」と言うと、コロナ後遺症などで困っている方のネットワークみたいなのがあって、情報交換しているらしい。
 気持ちは分かるが、恐らくそれはマイナスで、どんどんドツボにはまってしまうのが落ちだ。現にこの方が今日訴えたその他の困りごとは、この暑いさなかの誰にでもある不都合だった。「そんなに自分の体のことばかり心配せずに、ウクライナの人達の心配でもしたら!」と言うと、えらい受けていた。そして電話の向こうからとても気持ちの良い大きな笑い声が続いた。どんな情報より、その笑いの方が体の役に立つ。

文藝春秋砲炸裂!木原誠二の「暴行」「九股」エピソードから探るその内面。マザコン、モラハラ、性衝動に振り回される権力者に振り回される日本。安冨歩東大教授。一月万冊 - YouTube